今回は、PUMA(プーマ)クラシックシューズSUEDE(スウェード)歴史と人気の理由を紹介を紹介する!

PUMA(プーマ)を代表するクラシックシューズSUEDE(スウェード)は、マルチパーパスなスポーツシューズとして1968年に誕生した!上質なスエード素材を使用したアッパーに「フォームストリップ(プーマライン)」を組み合わせたデザインは、シンプルななかに確かな主張を持ち合わせ、さまざまなアスリートやポップアイコンの足元を支えて続けてきた

クラシックなスタイルながらもグリップ力に優れ、現代においてはスケーターやダンサー、そしてファッションアディクトたちにも愛されている!

PUMA(プーマ)のクラシックシューズSUEDE(スウェード)には、2つの定番モデルが展開している!旧ユーゴスラビアで生産されていた1979~1980年代中期のモデルを復刻した「SUEDE VTG」、当時のオリジナルシルエットを再現し、シュータンは切りっぱなしのデザインとソールは接着剤で接合するセメント製法でつくられているVTG(ヴィンテージ)という名の通り、昔から愛用してきたかのような褪せた風合いも特徴的だ

1970年代のNIKE(ナイキ)登場前、スポーツシューズ界の2大巨頭といえば間違いなくadidas(アディダス)とPUMA(プーマ)だった!

PUMA(プーマ)の特徴は、ファッション界とも密接な関係も持っているだ!98年にはスポーツブランドとして初の試みである、人気ブランドのJil Sander(ジルサンダー)とのコラボモデルを発表し、以降もMaison MIHARA YASUHIRO(メゾンミハラヤスヒロ)、Alexander McQueen(アレキサンダーマックイーン)、NEIL BARRETT(ニールバレット)、Karl Lagerfeld(カールラガーフェルド)と、錚々たるブランドとのコラボを行い、ファッション性の高いシューズとしても人気を集めている

ここ最近では、2018年のPUMA(プーマ)SUEDE(スウェード)50周年を記念して、JAPAN SUEDE 「made in JAPAN」シリーズよりBILLY’S ENT(ビリーズ)完全別注モデルPUMA(プーマ)SUEDE(スウェード)「S」がリリースした!1968年に誕生し2018年で50周年を迎える不朽の名作PUMA(プーマ)SUEDE(スウェード)50周年を記念し、一年をかけて音楽、ストリート、ファッション、ポップカルチャーを代表する人物やブランドとコラボした、様々な限定モデルを発表して度々話題となっている

PUMAを代表する不朽の名作「SUEDE」歴史とは

PUMA(プーマ)のコレクションの中でも最も人気の高いスニーカーであるSUEDE(スウェード)は、1960年代後半に誕生したスエード素材を使ったプーマのトレーニングシューズがルーツ!1968年のメキシコ五輪では、金メダリストのTommie Smith(トミースミス)が表彰台でこの靴を掲げ、黒の革手袋をした右手の拳を上げる人種差別撤廃のパフォーマンスで大きなインパクトを残した

1973年には、当時ニューヨークで活躍をしていたプロバスケットボール選手、Walter Frazier(ウォルトフレイジャー)がシグネチャーモデルとしてPUMA (プーマ)CLYDE(クライド)をリリースしこのモデルがのちにSUEDE(スウェード)へと繋がっていくこととなった

1990年代にはヒップホップグループのBEASTIE BOYS(ビースティボーイズ)が着用したことで大きな話題に!ニューヨークを中心にローカルのバンドシーンでもPUMA(プーマ)を履く人々が続出した

プロスケーターのScott Bouren(スコットボーン)が着用したこともあり、ブレイクダンサーやスケートボーダーからの人気も再燃した!現在ではストリート、ファッション、ポップカルチャーを代表する人物やブランドとコラボレーションしながら、さまざまなスタイルに合わせやすい不朽の名作として愛用され続けている

PUMAを代表する不朽の名作「SUEDE」支持される理由とは

1960年代に誕生したスウェードを使用したPUMA(プーマ)のトレーニングシューズは、Walter Frazier(ウォルトフレイジャー)のシグネチャーシューズCLYDE(クライド)となり、1980年代に入り、たPUMA(プーマ)SUEDE(スウェード)としてニューヨークを中心としたヒップホップカルチャーや、後にローカルバンドやスケートボードなどとリンクを果たし、ストリート&サブカルチャーを好む若者たちの間で爆発的な人気を呼んだ

型はほとんど変わらず様々な形でリリースされてきたPUMA(プーマ)SUEDE(スウェード)最大の特徴と言えば、モデル名からも察するとおりスエード素材のアッパーとシンプルなデザインとプレーンなシルエット、そして上質なスエード素材を使用した普遍的なデザインこそ、発売から50年を経ても愛される理由だ!カラバリも豊富で、シックな印象のものからスポーティなものまでさまざまな選択肢が存在し、スニーカーにしてはやや細身のトゥにも注目されている

ストリートで受け入れられた理由の一つがこの細身シルエットで、SUEDE(スウェード)は1990年代には史上最も細い木型を使用したモデルも製造しており、PUMA(プーマ)細身の木型という印象が定着したほどである!ソールの厚みとコンパクトなトゥの対比が秀逸で、合わせるパンツを選ばないベーシックなデザインだ

シンプルなプレーントゥが天然皮革のスエード素材が持つ存在感を際立たせる!シュータンに施されたナイロン製のラベルにはブランドネームとお馴染みのロゴとシンプルながらSUEDE(スウェード)の「顔」として機能し、サイドのフォームストライプの側に配されたPUMA(プーマ)SUEDE(スウェード)のロゴもアイコニックとして使用されている

ヒールにまでキャットマークを備えているのはスエードならではの仕様とソールのかかと部分にはブランドネームのロゴが施されており、ミニマルなデザインの中にさり気ない主張がうかがえる!

サイドにはPUMA(プーマ)を象徴するデザインのフォームストライプがデザインされている!有名なフォームストライプは、元々はシューズ内部の足を安定させることを目的に1957年頃に考案されたもので、ほぼ全てのPUMA(プーマ)シューズに使用されており、デザイン要素として重要な役割を担っている

スエード素材ならではの上品さとフォームストライプの軽快なイメージが融合することで、単なるスエードスニーカーではない独創性を実現しているのだ!

SUEDE(スウェード)のソールは「サイドマッケイ製法」という製造方法を用いて取り付けられている!スニーカーの多くは接着剤を使用した「圧着式」を採用しているが、スエードは縫製を交えることでソールの割れやはがれを防止し、より強度を高めている

バスケットシューズを起源にもつSUEDE(スウェード)は、グリップ力に優れたアウトソールを搭載している!独特のトレッドパターンはプーマのコートモデルに共通するもので、クセのないスッキリとしたデザインが特徴で、やや厚みがあるため、クッション性も抜群だ!ヴィンテージマニアにはたまらないスペックでの製造をしながらも、インソールにはクッション性の高いものを採用し履き心地がアップデートされた一足に仕上がっている