今回は、PUMA(プーマ)の名作スニーカーDISC BLAZE(ディスクブレイズ)を紹介する

1990年代に席巻したスニーカーバブルだが、これを牽引してきた1足が、PUMA(プーマ)のDISC BLAZE(ディスクブレイズ)が再び注目を浴びようとしている

再びスニーカーバブルが落ち着いた近年に、その理想的な大人のスタイルを提案しているDISC BLAZE(ディスクブレイズ)を徹底考察していく

PUMA

PUMA

PUMA SE無料posted withアプリーチ

PUMAの名作スニーカーDISC BLAZEとは

PUMA(プーマ)の名作スニーカーDISC BLAZE(ディスクブレイズ)する

DISC BLAZE(ディスクブレイズ)オリジナルは1989年にリリースされており、DISC(ディスク)ダイヤルによるフィッティング機能を搭載したランニングシューズ

DISC(ディスク)ダイヤルによるフィッティング機能を搭載したランニングシューズ

瞬く間にストリートシーンへ浸透しPUMA(プーマ)の代表的ハイテクモデル

最高の履き心地を実現するオリジナルクッショニングシステム、トライノミックや、極上のフィッティングを促す画期的なディスクシステムと、当時世間を賑わせたプーマの偉大なテクニカルシステムを搭載しているのが特徴

DISC BLAZE(ディスクブレイズ)の最大の特徴はプーマ独自のDISC(ディスク)システム

足の甲部分に取り付けられた円形のパーツを回すことで、素早く簡単にフィッティングさせることが可能

更に1990年代にランニングシューズのクッショニング機能として発表されたハニカム構造のTRINOMICソールを搭載

着地時の衝撃を緩和し、快適な履き心地を提供している

DISC(ディスク)ダイヤルを回すことでワイヤーが締まり、足をしっかりホールド

シューズを脱ぐ時にはDISC UNITにあるリリースタブを前方に引っ張ることで簡単にリリースが可能

そして2023年4月8日にPUMA(プーマ)の DISC BLAZE(ディスクブレイズ OG)が2カラーで展開される

今回のモデルは1993年のOGのデザインを尊重したカラーリングの「MINT」、2013年(DISC BLAZE 20th Anniversary Yearに限定リリース)93 PACKのカラーを復刻した「FLATLIGHTGREY」の2カラーとなる

2023年はDISC BLAZE(ディスクブレイズ)の30周年となる記念すべき年

OGモデルが販売されるこのアニバーサリーイヤーに、是非手に入れておきたい1足

PUMA

PUMA

PUMA SE無料posted withアプリーチ

DISC BLAZEの歴史を紹介

DISC BLAZE(ディスクブレイズ)の歴史を紹介する

DISC(ディスク)を回すことでフィット感を調節することができる

80年代後期のスポーツシューズマーケットは、各ブランドが衝撃吸収性能及び反発性能を競い合い、スポーツシューズ業界関係者はこれを「クッショニング戦争」と呼んだ

Nike(ナイキ)はAir(エア)、ASICS(アシックス)はαゲル、Reebok(リーボック)はERSというように、それぞれのブランドが独自のアプローチで衝撃吸収性と反発性の追求に躍起となっていた

そんな状況がしばらく続くと、次に開発担当者が目を向けたのはアッパー部分であり、彼らはシューズと足のフィット性の向上を目指すこととなる

1989年のサンクスギビングシーズン、Nike(ナイキ)はエアフィットシステム、Reebok(リーボック)はポンプと名付けられたテクノロジーを発表

いずれのテクノロジーもアッパー内部の袋に適量の空気を注入することで、各アスリートに最適なフィット感を提供することを目指したが、この戦いはReebok(リーボック)が圧勝

当初のバスケットボールシューズからテニス、クロストレーニング、エアロビクス、ランニングと搭載カテゴリーを増やし、ポンプはReebok(リーボック)の稼ぎ頭となった

Nike(ナイキ)は3アイテムにこの機能を搭載しただけで同種のテクノロジーから撤退

2年後にメキシコの伝統的なサンダルをモチーフにしたハラチフィットをリリースし、再びアッパーのフィット感競争に本格参戦している

そんな状況下において、PUMA(プーマ)が満を持してリリースしたテクノロジーが、その斬新さで注目を集めることとなった

それがDISC(ディスク)システムである

シュータン上に配された円盤、すなわちディスクとアッパー内部に張り巡らされたワイヤーが連動しており、このディスクを回すことによって最適なフィット感を提供することを可能にした

このDISC(ディスク)システムは、1993年にリリースされたDISC(ディスク)システム テレインやDISC(ディスク)システム BLAZE(ブレイズ)といったプロダクトに搭載

ランニングシューズの世界で大きな注目を集めることとなったが、実際の用途としてはランのために購入するというよりも、その大半はストリートシーンで着用された

PUMA

PUMA

PUMA SE無料posted withアプリーチ

DISC BLAZEの利便性とは

DISC BLAZE(ディスクブレイズ)の利便性について紹介する

そして1995年になると、吉祥寺と新宿に店舗を構え、スニーカーフリークの聖地となっていた「テクテック」の関村氏によるカラー別注が登場

オールブルー、オールレッドといったアクセントカラーを廃した単色のカラーリングが当時としては珍しく

Nike(ナイキ)のAir Max 95(エア マックス 95)やReebok(リーボック)のInstapump Fury(インスタポンプ フューリー)といったモデルとともに、ハイテクスニーカーブームをリードする存在となった

日本では、このモデルが大ヒットしたおかげで、PUMA(プーマ)のDISC(ディスク) システムはパフォーマンスシーンのイメージよりもカジュアルシーンのイメージが強くなってしまったが

2016年、このテクノロジーがパフォーマンスシーンへとカムバックした

それが比類なきクッショニング性能を発揮するミッドソールテクノロジーであるIGNITE(イグナイト)フォームとDISC(ディスク)をミックスしたPUMA(プーマ)のIGNITE(イグナイト)DISC(ディスク)である

すばやくシューズと足を一体化させると同時に、比類なき衝撃吸収性と反発性を発揮するこのシューズは、リリース以来、ランナーから高い評価を得ることに成功

デビューから20年以上経過した現在も、このテクノロジーが現役で活躍していることは本当に素晴らしいことであり、機能としての完成度の高さを証明している

PUMA

PUMA

PUMA SE無料posted withアプリーチ

DISC BLAZEが人気がない理由

DISC BLAZE(ディスクブレイズ)が人気がない理由について紹介する

弱点としては履く時、ダイアルを回すため、手間と時間が掛かること

脱ぐ際はプルを引っ張るだけなので早いが、又、甲部分を押さえる樹脂パーツが堅く、甲部分が不快に感じる方も多いようだ

ランニングやリアルスポーツでは敬遠されるのではと感じる

もうひとつ、デザインやシルエットは、すごく良いのですが代表的なカラーリングと好配色が無い事が要因

他のブランドの人気のモデルは定番カラーは存在するが、DISC BLAZE(ディスクブレイズ)には存在しない

強いて言えばオリジナルカラーだけだ

DISC BLAZE(ディスクブレイズ)の強みは、ソールの加水分解や劣化も無く、現役が履くことが可能

PUMA

PUMA

PUMA SE無料posted withアプリーチ

mita sneakersとPUMA DISC BLAZE OG MS「UENO PANDA」が登場

東京は上野のスニーカーショップmita sneakers(ミタスニーカーズ)とスポーツブランドPUMA(プーマ)による新作コラボスニーカーが2023年5月27日に発売

上野動物園のジャイアントパンダに着想したmita sneakers(ミタスニーカーズ)とスポーツブランドPUMA(プーマ)の名作スニーカーDISC BLAZE(ディスクブレイズ)OG「上野パンダ」が登場

上野は、mita sneakers(ミタスニーカーズ)の拠点であり、80年代からスニーカーのメッカである激戦区

東京台東区「上野」を象徴する名所である上野動物園のジャイアントパンダをデザインソースとした今回のコラボでは、PUMA(プーマ)が1993年に発表したDISC(ディスク)ダイヤルによるフィッティング機能を搭載したランニングシューズDISC BLAZE(ディスクブレイズ)をベースに採用

アッパーはホワイト&ブラックのパンダカラーで仕上げ、トゥボックスにはパンダの体毛を想起させる毛足の長いアクリルファーを使用

ヒール部には「UENO」のグラフィックが隠されており、インソールには笹の葉とmita sneakers(ミタスニーカーズ)を象徴する金網グラフィックがプリントされるなど、遊び心溢れるディテールを備えている

発売店舗はかなり多いため、足数も豊富に揃えられていることが予想される

PUMA(プーマ)公式オンライン、BEAMS(ビームス)原宿 KITH(キス)TOKYO EDIFICE(エディフィス)、GR8(グレエイト)NUBIAN(ヌビアン)などで取扱い予定だ

発売日:2023年5月27日
価格:¥22,000円(税込)