今回は、鉄腕アトムから着想得たブーツを制作したアート集団MSCHF(ミスチーフ)について紹介する

鉄腕アトムのブーツを彷彿とさせる新作アイテムのBig Red Boot(ビッグ レッド ブーツ)が現地時間2023年2月16日より発売される

そして今回登場するMSCHF(ミスチーフ)のBig Red Boot(ビッグ レッド ブーツ)は、手塚治虫の鉄腕アトムが履く赤いブーツを彷彿とさせる一足

EVAフォームとゴム製ボディで構成されたこのフットウェアは、オーバーサイズに誇張されたシルエットで、アニメに出てくるフットウェアを現実世界に再現

膝下まで届くハイカットで制作され、ラバーアウトソールには、MSCHF(ミスチーフ)のブランドロゴが刻印される

MSCHF(ミスチーフ)のWebサイトおよびMSCHF(ミスチーフ)スニーカー アプリを通じてリリースされる予定

サイズはユニセックス展開で、小売価格は350ドルとなる

そして、モデルにはSarah Snyder(サラ シュナイダー)が起用されたことで話題に

アート集団MSCHFとは

アート集団MSCHF(ミスチーフ)について紹介する

MSCHF(ミスチーフ)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ブルックリンに拠点を置くアメリカのアート集団

MSCHF(ミスチーフ)は、ブラウザー プラグインからスニーカー、物理的な製品、ソーシャル メディア チャネル、AI によって生成された足の写真まで、幅広いアートワークを制作

MSCHF(ミスチーフ)は、アート コレクティブのアバンギャルドなデザイン性とワイルドなコンセプトで名を馳せてきた

しかし、彼らのスニーカーは、Nike(ナイキ)Air Max 97(エアーマックス 97)に人間の血液やヨルダン川の聖なる水を詰め込み無許可でカスタマイズしたシューズを販売してNike(ナイキ)から提訴

Air Max 97(エアーマックス 97)について記事を書いているので、こちらの記事も併せてチェックしていただけると幸いだ

日本の新幹線からインスピレーションを得たNike Air Max 97とは

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そして最近では、Nike(ナイキ)、adidas(アディダス)、Supreme(シュプリーム)、Off White(オフ ホワイト)など含む10社のブランドをコラボしたTシャツなどがSNSで注目を浴びていた

その後も、Vans(ヴァンズ)の定番アイテムのOld Skool(オールド スクール)をアレンジしたデザインのスニーカー Wavy Baby(ウェビー ベイビー)を販売

Vans(ヴァンズ)からも訴訟を起こされるなど、度々界隈をざわつかせているお騒がせ集団として知られている

MSCHF(ミスチーフ)は、「インターネット界のバンクシー」と呼ばれている

そして、まだ10人ほどの小さな会社というのも驚きで、この人数で2020年だけでもかなり話題になったサービスと商品を開発をしている

MSCHF(ミスチーフ)の名前の由来はmischief(いたずら)から来ているが、それ以上の情報は実はあまり公開されていない

MSCHF(ミスチーフ)のSNSについて

MSCHFのSNSについて紹介する

MSCHF(ミスチーフ)のサイトに行っても、彼らの過去の商品と、次の商品がいつ出るか、そして彼らのアプリをダウンロードすることしか書かれていない

MSCHF(ミスチーフ)のTwitterとInstagramアカウントは非公開なので、基本的には見ることが出来なく、LinkedInで調べても表示されない

概要文には、we are a dairy company(私たちは乳製品会社です)としか書かれていない

以前、New York Times(ニューヨーク タイムス)がMSCHF(ミスチーフ)をインタビューした時にニューヨークのブルックリンにあMSCHF(ミスチーフ)オフィスを訪れた

10名ほどいるチームには役職がついてないものの、アイデア出し、開発、そしてディストリビューションとマーケティングと3つの役割に別れて動いている

2016年に始まったMSCHF(ミスチーフ)は初期からこのようないたずらグッズを開発していなかった

元々はマーケティング代理店を運営していて、クライアント先にはD2CマットレスブランドのCasperなどもいた

ただ、代理店業務をやった理由は単純にお金を溜めて、今になっては有名な商品を開発するためだった

そんなMSCHFは2週間に一回のペースで新しいプロダクトをローンチしているが、彼らのモデルは人気ブランドSupreme(シュプリーム)が広がらせたドロップ方式を活用している

ストリートブランドではよくあるのが「ドロップ方式」と言うローンチ方法

限られた数のプロダクトを出して、在庫切れになると買えなくなる

スケールがしにくくなる分、ブランドが有名になってくるとそのドロップを大量に買いたがるファン層が増える

一瞬で売れる限定品で2次流通で値段が大幅に上がる仕組み

これはいわゆるオフライン版のFOMOとしても考えられる

このモデルはアパレル系MadhappyやDolls KillなどスタートアップのD2Cブランドでも増えている。実際に以下Dolls Killが新しくドロップを発表した日の行列

MSCHFもこのドロップコンセプトを真似ている

Supremeは毎週新しいドロップを発表しているように、MSCHFは2週間に1回のペースで新しい商品をリリースしている