今回は、NIKE(ナイキ)クラシックスニーカーCORTEZ(コルテッツ)誕生秘話と人気の理由について紹介する
数あるNIKE(ナイキ)スニーカーのなかでも、CORTEZ(コルテッツ)は最も歴史のある一足だ!シンプルながらも飽きの来ないデザインで、永遠の定番と言えるローテクスニーカーだ、生きる伝説のHIP HOPアーティストKendrick Lamar(ケンドリックラマー)のリリックで「コレしか履かない」とラップするなど、コア層から認められているモデルであり、アツい支持を集め続けている
今ではAIR JORDAN(エアジョーダン)シリーズやDUNK(ダンク)、AIR FORCE 1(エアフォース1)の陰に隠れた玄人モデルのイメージが強いが、実はCORTEZ(コルテッツ)はNIKE(ナイキ)において重要な一足!
1972年のNIKE(ナイキ)発足とともに誕生したモデルがCORTEZ(コルテッツ)特徴的なのが、なんといってもそのコロンとしたかわいいフォルムで、サイドに大きくあしらわれたスウッシュロゴ!主にレザーモデル、ナイロンモデルの2種類があり、カラー展開もホワイト、ブラックの基本的なものからブルーやレッドのような目立つ色まで揃っている、普段のスタイルにあわせて素材やカラーを選べることでも人気を博している
NIKE(ナイキ)クラシックスニーカーCORTEZ(コルテッツ)は、1972年に発売されたNIKE(ナイキ)初のスニーカーだ!ボディにあしらわれた大きめのスウィッシュマークが、どこかレトロな印象を醸し出しつつも、年を重ねるごとに新たなCORTEZ(コルテッツ)も登場し、年々洗練されたモデルとなっている
ランニングシューズとして開発されたため、当時の機能性の面でもバツグンだった!現在はクラシカルなビジュアルに定評を得て、ナイロンやレザーなど様々な素材、カラーリングのCORTEZ(コルテッツ)が登場しているファッションや映画の世界でも活躍してきた伝統のモデルCORTEZ(コルテッツ)は、これから何十年にもわたって愛され続けるに違いなし!
NIKEクラシックスニーカー「CORTEZ」誕生秘話
元陸上競技のコーチであったBill Bowerman(ビルバウワーマン)と共同でBLUE RIBBON SPORTS(ブルーリボンスポーツ)社を設立し、これがNIKE(ナイキ)の前身となった会社だ!BLUE RIBBON SPORTS(ブルーリボンスポーツ)社はOnitsuka Tiger(オニツカタイガー)のランニングシューズをアメリカ国内で販売するようになり、やがて製品開発にまで関わるようになった
Bill Bowerman(ビルバウワーマン)の試行錯誤によってTIGER CORTEZ(タイガーコルテッツ)が誕生し、軽量でクッション性に優れ、快適な履き心地を実現するTIGER CORTEZ(タイガーコルテッツ)は陸上界に革新を起こし、またたく間に看板商品になった!
やがて、BLUE RIBBON SPORTS(ブルーリボンスポーツ)社はOnitsuka Tiger(オニツカタイガー)と袂をわかつこととなり、1971年に提携を終了し、ブランド名をNIKE(ナイキ)とし、伝説の一歩となる新たなスタートを切って自社でシューズを製造するようになった
そしてTIGER CORTEZ(タイガーコルテッツ)にスウッシュロゴを縫い付けたNIKE CORTEZ(ナイキコルテッツ)を発売し、Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)側もBill Bowerman(ビルバウワーマン)の名付けたCORTEZ(コルテッツ)の名称を使用していたため法廷闘争へと発展したが、NIKE(ナイキ)が勝利したことでTIGER CORSAIR(タイガー コルセア)現在のasics(アシックス)CORSAIR(コルセア)へと名称を変更した
その後、NIKE(ナイキ)はAIR JORDAN(エアジョーダン)やAIR MAX(エアマックス)シリーズによって世界的なスポーツブランドへと成長するわけだが、CORTEZ(コルテッツ)はその原点と言える一足で、現在でもさまざまな素材や色使いで展開し根強い人気を誇っている
CORTEZ(コルテッツ)は、NIKE(ナイキ)の歴史において最も重要なスニーカーと言っても過言ではない存在、NIKE(ナイキ)は創業者のPhili Knight(フィルナイト)が神戸でOnitsuka Tiger(オニツカタイガー)の品質と低価格を気に入り、1962年にアメリカでの販売権を取得したことから始まる
ハイテクモデルとは一味違ったクラシックでシンプルなデザインがCORTEZ(コルテッツ)の魅力と、サイドへ大々的に配置されたスウッシュは、このローテクスニーカーを象徴するデザインと言える!飽きの来ない丸みのあるシルエットも特徴的で、アイレット周りにはピンキングが施されており、シャークソール気味のアウトソールと相まってデザインのアクセントにシンプルながらも随所にさり気ないこだわりを感じさせる
1972年に発売された最初のCORTEZ(コルテッツ)は、レザー製のスニーカーだった!現在ではナイロンやスエードといった選択肢も存在するが、クラシックを重要視するならレザー製のチョイスがオススメだ
カジュアルにガシガシ履くならナイロン製を、大人なコーディネートにはレザー製を選ぶなど、着こなしに合わせて履き替えるなんて手段もアリ!CORTEZ(コルテッツ)はさまざまなカラーバリエーションが展開されている
ブラックやホワイトといったベーシックなカラーはもちろん、スウッシュにレッドを取り入れたレトロな雰囲気なものも魅力的だ!昨今ではアーティストとのコラボモデルも多く展開されているため、オークションサイトやヴィンテージショップなどでディグしてみるのも
NIKE「CORTEZ」人気に火がついたワケとは
CORTEZ(コルテッツ)は1972年にランニングシューズとして登場したNIKE(ナイキ)のスニーカーは、軽量でクッション性に優れるランニングスニーカーとして、陸上界に新風を吹き込んだ1足と言われている!現在は当時のクラシカルな雰囲気は残しつつ、様々なカラーで展開されており、男性女性問わず高い人気を誇っている
ランニングシューズの人気は瞬く間に国内に広がり、ゆるぎないアイコンとしてポップカルチャーの歴史の一部になった
CORTEZ(コルテッツ)はここ数年、定番モデルでありながらリリースが止まり、たまにコラボレーションモデルが登場するにとどまっていた!リリースを止めることで過剰供給にならないように調整し、そのシューズの価値を高めていたように思われる
adidas(アディダス)はSTAN SMITH(スタンスミス)を過去にインラインからリリースすることを一旦止め、その数年後に大々的に復刻と打ち出していた!同じようにCORTEZ(コルテッツ)が誕生50年を迎えた昨年、UNION(ユニオン)とsacai(サカイ)とのコラボモデルが登場したあたりから、これまで以上にCORTEZ(コルテッツ)をベースにしたリリースが相次ぐようになってきている
デザインは、少し丸みのあるクラシックなデザインとなっているため、足を包み込むような形で、レトロなだけでなく、しっかりと高級感も演出できる一足となっている!2017年にCORTEZ(コルテッツ)は45周年を迎え、試作品からインスピレーションを受けたNIKE(ナイキ)CLASSIC CORTEZ KM QS(クラシックコルテッツケニー ムーア)が発売され話題をよんだ
NIKE「CORTEZ」サイズ感と履き心地をレビュー
NIKE(ナイキ)の傑作モデルが、ベーシックな装いはCORTEZ(コルテッツ)の特長である丸みを帯びたシルエットや、大ぶりのスウッシュは変わることなく、素材はナイロンを採用してカジュアルな印象をアップしてくれる!アイコニックなディテールとしてギザギザ形状のアウトソールも顕在し、時代を越えて愛され続けるCORTEZ(コルテッツ)が、汎用性の高いデザインで愛され続けている
CORTEZ(コルテッツ)サイズ感は、昔ながらの海外スニーカーなため、ハーフサイズアップがオススメだ!日本人がジャストサイズで買ったら、恐らく足を痛めてしまう可能性がある!少し大きめで買って、シューレースで締めると、デザイン的にも履き心地的にもキレイに履くことができる
人気のスタイルを見直し、幅広のつま先部分と硬めのサイドパネルでデザインを一新。毎日快適に履くことができるはずだ!素材をリメイクして反りを防止し、耐久性を強化、人気のクラシックな72年のスタイルを継承しており、魅力を増し続けるクラシックなスニーカーだ
レザーとテキスタイル素材を改良して、人気のスタイルと形状をキープしながら反りを防止、硬めのサイドパネルで足のずれを防止してくれる!アイコニックなウェッジインサートを施したフォームミッドソールは、履いた瞬間から快適な履き心地を提供してくれるはずだ
ヘリンボーンパターンのアウトソールが、伝統のスタイルを受け継ぎながら、耐久性のあるトラクションを発揮し、すっきりとしたローカットのパッド入り履き口は、抜群に快適に履くことができる
縦は少し余裕があるが横幅がかなりタイトなモデルだ!縦の長さとしては通常のサイズでも問題なく履けそうだが、CORTEZ(コルテッツ)の魅力である綺麗なシルエットを崩さずに履くにはハーフサイズアップするのがオススメだ
元々ランニングシューズとして登場したこともあり、履き心地は抜群だ!AIR(エア)は入っていないが、ライニングのメッシュ素材やソールが柔らかいので、長時間の歩行でも疲れにくい!シルエットとしては、ボリューム感を抑えたクリーンな仕上がりなため、細身のパンツと合わせてキレイ目なコーデも楽しめるはずだ!
クラシカルなカラーからモノトーンで使いやすいカラーまで続々と新作がリリースされているので、気になる方はぜひチェックしていただけると幸いだ