今回は、NIKE(ナイキ)究極のフィット感を追求したモデルAIR JORDAN 8(エアジョーダン8)サイズ感と履き心地をレビューする

1993年に発売されたAIR JORDAN 8(エアジョーダン8)

他のJORDAN(ジョーダン)シリーズと比べると知名度はやや低めな印象だが、当時のできるだけ最大のNIKE(ナイキ)のテクノロジーをふんだんに取り入れたモデルとして話題を集めた1足だ

AIR JORDAN 6(エア ジョーダン6)の「スケルトン」、AIR JORDAN 7(エア ジョーダン7)の「ハラチシステム」を完備した上で、新たに独自開発された「クロスストラップ」を採用することで、今までに無いフィット感を実現した

Michael Jordan(マイケル ジョーダン)が悲願のNBA3連覇を成し遂げた際に履いていた、アイコン的なモデルAIR JORDAN 8(エアジョーダン8)

今回は、NIKE(ナイキ)究極のフィット感を追求したモデルAIR JORDAN 8(エアジョーダン8)サイズ感と履き心地を徹底レビューする

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NIKE究極のフィット感を追求したモデル「AIR JORDAN 8」とは

1993年に発売されたAIR JORDAN 8(エアジョーダン8)

Michael Jordan(マイケル ジョーダン)のNBA3連覇に比べると、そこまでの知名度を誇るとは言いづらいモデルのAIR JORDAN 8(エアジョーダン8)

NIKE(ナイキ)とMichael Jordan(マイケル ジョーダン)の妥協のない「プレーの向上のために」と、よりプレイヤー向けに開発した経緯があるとのこと

結果、当時のNIKE(ナイキ)のテクノロジーをふんだんに取り入れられ、少々クセの強いモデルとして、コアな人気を博すことになるシューズが完成した

開発のテーマは「継承」と「進化」

AIR JORDAN 6(エアジョーダン6)で採用されたシューズの骨格とも言える「スケルトン」、AIR JORDAN 7(エア ジョーダン7)のHUARACHE(ハラチ)システムをそれぞれ継承した上で、新たに「クロスストラップ」を採用することで、さらなるフィット感を実現可能に

この「クロスストラップ」はNIKE(ナイキ)の他モデルで、すでに使われていたものだったが、素材を見直し、またバックルも装着して、より足にフィットするよう改良されたパーツとなっている

また、インナーとソールの間には、「フルレングスエアソール」を搭載し、クッション性を高め、足への保護は前面に出しているのが特徴

シュータン部分には大胆に「ジャンプマンロゴ」(ジョーダンのダンクシーンをモチーフにしたブランドマーク)が配置され、デザイン上でも目立つよう仕上げられた

様々な要素や新技術を意欲的に導入したAIR JORDAN 8(エアジョーダン8)だが、足への締め付け具合が少々シビアだったこともあり、Michael Jordan(マイケル ジョーダン)自身は試合でのみメインに履いていたというエピソードが伝えられている

試合前や練習時は、前モデルのAIR JORDAN 7(エアジョーダン7)を引き続き履いていたようだ

NIKE(ナイキ)としてはある意味、フィット感の究極形を目指したのではないだろうか

AIR JORDAN 8(エアジョーダン8)は、ハイカットに仕上げられ、より足首周りの安定性も抜群!

AIR JORDAN(エアジョーダン)シリーズ特有のストリートとの融合といった側面は、このモデルではあまり見受けられない

より真摯にバスケットボールと向き合って作られたモデルと言えるはずだ

「AIR JORDAN 8」が10年振りの復刻。

スリーピート、90’sスタイル、キャリアチェンジの神話が詰まったAIR JORDAN 8(エアジョーダン8)が発売から30周年を迎えた

2023年に10年ぶり、3度目の復刻を果たした

AIR JORDAN 8(エアジョーダン8)は「シカゴ・ブルズ」がNBA 3連覇を狙う1992 – 93シーズンにデビューしたシリーズ8作目

オリジナルカラーは通称Bugs Bunny(バッグスバニー)、Aqua(アクア)、そして1993年のファイナルでMichael Jordan(マイケル ジョーダン)が着用していた

Playoffs(プレイオフ)の3型がオリジナルカラー

見事に3連覇(スリーピート)を達成したMichael Jordan(マイケル ジョーダン)はこのシーズンを最後に1度目の引退し、直後にMLBプレイヤーを目指したこともあり、あり節目のモデルとしても印象深い1足

2013年に2度目の復刻モデルをリリースしているが、オリジナルモデルを忠実に再現しているモデルが2023年にリリースされた

上質なブラックヌバックのアッパーに、シューズを引き立てるユニバーシティレッドとホワイトはオリジナルと同様のデザインが採用された

AIR JORDAN 7(エアジョーダン 7)から継承したHUARACHE(ハラチ)システムやAIR RAID(エアレイド)を彷彿とさせる「クロスストラップ」など当時の最先端の技術が詰め込まれたエネルギッシュで刺激的な魅力も満載

AIR RAID(エアレイド)とは、1992年に発売されたNIKE(ナイキ)のカリスマデザイナーTinker Hatfield(ティンカー ハットフィールド)がアウトドアコートでの試合を想定してデザインした一足

最大の特徴である「クロスストラップ」はプレーヤー達が足首にテーピングする様子から着想を得ており当時としては斬新なデザインだったそうだ

30年にわたる伝説を今に伝えるモデル

「AIR JORDAN 8」のサイズ感と履き心地をレビュー

AIR JORDAN 8(エアジョーダン8)のサイズ感は、JORDAN(ジョーダン)シリーズで言うとAIR JORDAN 1(エアジョーダン1)に近い印象

HUARACHE(ハラチ)システムが搭載されているため、履いた感じは小さいと思う方もいるが、これまでのJORDAN(ジョーダン)のサイズ感と基本的にはさほど変わらない

甲の圧迫感、横幅もこれまでのJORDAN(ジョーダン)シリーズと特に変わりはない

なので、JORDAN(ジョーダン)シリーズをお持ちの方は、同じサイズで問題ない

JORDAN(ジョーダン)シリーズをお持ちではない方は、JORDAN(ジョーダン)シリーズは作りが小さめのため、基本的にはいつものサイズよりハーフサイズアップがオススメ

AIR JORDAN 8(エアジョーダン8)は、甲の圧迫感をそこまで感じなかったため、甲高の方も基本問題なし

ただ、やはり横幅は狭めの作りのため、幅広の方はワンサイズアップの方がオススメ

「クロスストラップ」がついていてダサく感じる方もいるが、実際手に取ってみるとだんだん好きになっている方が多いみたいなので、AIR JORDAN 8(エアジョーダン8)の興味ある方は是非一度手に取ってみていただきたい

インナーブーツ部分の生地に適度な分厚さがあり、甲部分、かかと部分を優しく包んでくれる感じがして、履き心地抜群だ!

インナーブーツ仕様になっていたら、全体に相当のボリューム感があるかと思いきや、AIR JORDAN(エアジョーダン1)より少しボリュームがあるぐらいで、ちょうどいいボリューム感を演出してくれる

最後に、AIR JORDAN(エアジョーダン3)や、AIR JORDAN 11(エアジョーダン11)の方がボリュームがある

「AIR JORDAN 8」の評判はいかに

AIR JORDAN 8(エアジョーダン8)はもともと1993年に発売され、当時はそれまでのJORDAN(ジョーダン)シリーズに比べるとあまり人気の出なかったモデルだ

「クロスストラップ」や、HUARACHE(ハラチ)システムなど、当時の最新技術を詰め込みすぎた」なんて声もあがるほどに

今まで少し避けていた方もいたが、実際に買った方は、AIR JORDAN 8(エアジョーダン8)の評価が180度変わったそうだ

実際手に取ってじっくり見て、実際に履いてみるとめちゃくちゃかっこよくて、履き心地も気に入ったそうだ

あまり期待していなかった分、感動が大きかったのこと