今回は、東京で大人気メンズストリートブランドオススメ7選<渋谷・原宿エリア>を紹介する

東京の渋谷・原宿エリアは、ファッションのトレンド発信地であり、かなりアパレルブランドが軒並み並んでいる場所として知られている

東京の渋谷・原宿エリアにしかないファッションブランドもたくさんあり、若者やファッション感度が高い人は原宿に訪れている

今回紹介するブランドの系統であるオススメストリートブランドは、世界からも注目を集めているブランドが多い

そして、東京の渋谷・原宿エリアで大人気のストリートブランドは「裏原系」と呼ばれ、ストリートブランドとかなり親和性が高く、このようなブランドもストリートブランドとして括られることもある

90年代に裏原系と呼ばれるブランドが一世を風靡し、一時は下火になったものの、ここ数年、再び盛り上がりを見せているように感じる

アイテムの入荷時には、毎回行列ができるお店や、新しいタイプのブランドが登場するなど、ファッション業界の人達の間でも話題となっている

原宿に訪れた人の中では、行列に並ぶことが当たり前だったり、それが一般化しているケースもある

ストリートファッションの背景とは

「ストリートカルチャー」とは、街に集う若者たちが独自に作り上げてきた文化を指し、現代では「ストリート系」という言葉が、ファッションの他にも、音楽やスポーツの中で大きな1つのカテゴリーとなり、世界中の人々から親しまれてきた

「ストリートカルチャー」は、1970年代にアメリカのニューヨークやカリフォルニアで誕生し、代表的なものとして、ニューヨークで始まったヒップホップとカリフォルニアのスケートボードの他に、ラップ、落書き(グラフィティ)、ブレイクダンスなどがある

どれもお金をかけずに楽しめるのが特徴なのが、これはストリートカルチャーが生まれた背景が原因となっている

当時、財政破綻状態にあったニューヨークでは、学校に思うように通えない子供たちの姿が街に溢れており、お金がない中でもできる楽しみとして、道路上に集まった子供たちを夢中にさせたのが、身体1つあればできる、またはお金がほとんどかからないストリートカルチャーだったのだ

「ストリートカルチャー」が愛される理由は、お金をかけずに楽しめるからだけでなく、貧困地区で育った子供たちがこのカルチャーを通して自分のアイデンティティを取り戻し、自信を付けていったという背景がかなり強く、黒人差別、奴隷制度、貧困問題など彼らを押さえつけるような環境の中でも、音楽やダンス、ファッションで「自分が何者であるのか」を表現している力強い姿に人々は魅了され続けてきていた

「ストリートファッション」の定義と人気の理由

「ストリートファッション」とは、ストリートカルチャーのように街中に集まる若者たちの間で自然と作り上げられたファッションスタイル

「ストリートファッション」と言えば、オーバーサイズの洋服をルーズに着る印象が強く、それはファッション業界やハイブランドが生み出す、カチッとしたモード系スタイルに対抗する所から来ている

「ストリートファッション」の定義として決まっているものはなく、その時代に流行った映画や音楽、社会情勢に影響された若者たちがその要素を取り入れて作り上げていくため、時代と共に変化する自由なファッションスタイルとなった

「ストリートファッション」に決まった定義はないが、スケートボードやブレイクダンスなどをする時に着るファッションとして生まれたため、オーバーサイズでカジュアルなアイテムが定番となった

日本でも1970年代から「ストリートファッション」が親しまれるようになり、当初はアメリカの大学生のライフスタイルをモチーフとしたカジュアルなスタイルが人気だった

1980年代半ばには、他とは違うものを求める傾向が高くなり、デザイナーズ&キャラクターズブランドの略語である「DCブランド」がブームとなった

1990年代には、渋谷周辺の学生を中心にアメリカンカジュアルなアイテムを使った「渋カジ(後のアメカジ)」が誕生し、また、ガングロ、ミニスカート、ルーズソックスなど日本独自のストリートファッションも誕生し、若者の間で大流行した

2000年代には、ユニクロやGAP(ギャップ)のようなシンプルで楽なファッション、またはH&Mのファストファッションを好む人が一気に増えた

2010年以降は、流行についていくだけでなく、自分が好きなものを楽しみたいという若者が増え、アニメ、漫画などのサブカルチャーからインスピレーションを受けたオタク系ファッションや原宿系ファッションが確立していった

Supreme

Supreme(シュプリーム)は、アメリカ合衆国のスケートボードショップおよびストリートブランド

1994年にニューヨークで創業し、スケートボード文化やヒップホップに影響を受けたアイテムで知られている

Supreme(シュプリーム)は、スケーターカルチャーの中心的な役割を果たしており、広範囲ではその他にもヒップホップ、パンクなどカウンターカルチャーに対して重要な役割を果たしている

デザイナー、ミュージシャン、アーティスト、フォトグラファーなどから強い支持を得ている

Supreme(シュプリーム)のブランド名には「至高の、最高の、究極の」といった意味がある

もともとスケートボードのお店から始まったということもあり、商品はスケートボードを楽しむ人に向けたストリートファッションが主力となっている

Supreme(シュプリーム)の創設者はJames Jebbia(ジェームス ジョビア)で、1994年にニューヨークのラファイエットストリートにスケートショップをオープンしたのがSupreme(シュプリーム)の始まり

Supreme(シュプリーム)の名付け親は当時James Jebbia(ジェームス ジョビア)が交際していた彼女で、日本語では「最高」という意味がある

James Jebbia(ジェームス ジョビア)は、ストリート系ファッションの最高峰ともいわれており、現在では、世界的に大人気のブランドとして知られている

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前4丁目32−7 神崎ビル 2F

NEIGHBORHOOD

NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)は、デザイナーでブランド創設者でもある滝沢伸介が1994年に設立された日本のストリートブランド

ブランドコンセプトは「モーターサイクル、ミリタリー、アウトドア、トラッド等の要素を独自の解釈で昇華したベーシックな服作り、またそのライフスタイルの提案」

裏原宿カルチャーを牽引しており、現在はアパレルのほか、アウトドアやペットアイテムなども展開している

アーティストコラボも多く、いずれも即完売が続いているほどの大人気ブランド

NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)は、ダークトーンを基調としたバイカー、ミリタリー、ワークをベースとしたラインナップを展開している

コンセプト通り非常に男らしく、骨太なスタイリングが展開している

NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)は、原宿本店をはじめ、日本国内から海外のセレクトショップにもマーケットを拡大中だ

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前4丁目32−7 1F

HUF

HUF(ハフ)は、アメリカ合衆国のスケートボードショップおよびファッションブランド

Keith Hufnagel(キース ハフナゲル)が2002年にカリフォルニア州サンフランシスコテンダーロインディストリクトにて創業

現在はニューヨーク、ロサンゼルス、東京などに店舗を展開している

主にフットウエア、アパレルを展開するコンテンポラリー&スケート&ライフスタイルブランド

Keith Hufnagel(キース ハフナゲル)のニックネーム、HUF(ハフ)がそのままブランドネームになっている

シンプルでクリーンな自身のスケートスタイルがそのままアイテム落とし込まれている

HUF(ハフ)は、メンズのみならずウィメンズまで展開するライフスタイルブランド

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前4丁目28−24

Carhartt

Carhartt(カーハート)は、1889年にアメリカのミシガン州デトロイトで設立されたワークウェアブランド

Hamilton Carhartt(ハミルトン カーハート)が設立し、最初の製品は丈夫なダック地とデニムで作られた「オーバーオール」

Carhartt(カーハート)は、頑丈な作りとシンプルなデザインの製品で若者を中心に人気がある

ペインターパンツやオーバーオールなどが特に有名で、ワーク系ファッションというカテゴリを作り出したともいわれてる

アメリカ本国では時代を問わず労働者にとって欠かすことのできないワークウェア

90年代に入るとタフでリーズナブルなカーハートのプロダクツは数多くのHIP HOPアーティストに受け入れられ、ストリートウェアの代表的ブランドとしての地位も確立した

日本では、EDWIN(エドウィン)が製品の生産を手掛けているが、2009年からはWork in Progress(ワークインプログレス)が手掛けている


Work in Progress(ワークインプログレス)は略称「WIP」は、アメリカのワークウェアブランドCarhartt(カーハート)のヨーロッパラインのブランドだ

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前4丁目28−25

Palace Skateboards

Palace Skateboards(パレススケートボード)は、2009年にLev Tanju(レヴ タンジュ)によって設立された、イギリスはロンドンを拠点とするスケートボードブランド

Palace Wayward Boys Choir という地元のスケートクルーのメンバー数名によって、斬新なスケート企業へのアプローチが必要との志から始まった

ブランドアイコンとなるトライアングルロゴはMarc Jacobs(マークジェイコブス)のデザインディレクターを務めたFergus Purcell(ファーガス パーセル)によるもの

Palace Skateboards(パレススケートボード)の勢いはスケートボードのみにとどまらず、様々な著名人たちが着用し、ファッションシーンにも大きなインパクトを与えている

ロンドンのスケートカルチャーを反映した、スタイリッシュで洗練されたアイテムをリリースしています。世界有数のスケートボードブランドの1つだ

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5丁目9−20

Noah

Noah(ノア)は、2015年にニューヨークでBrendon Babenzien(ブレンドン バベンジン)が立ち上げたメンズストリートブランド

Supreme(シュプリーム)に15年間在籍し、デザインディレクターも経験したBrendon Babenzien(ブレンドン バベンジン)が創業した

バベンジン本人は「パーソナルライフスタイルブランド」と定義しているが、ストリートブランドと定義されることもある

派手なコラボレーションや一時のトレンドとは異なる軸で、他のストリートブランドと一線を画すブランディングを貫いている

Noah(ノア)はサステイナブルに積極的で、上質でベーシックな服を作るブランドで、男のワードローブに相応しい服が揃っている

ニューヨークとロンドンに続く世界3店舗目の出店地に選んだのは東京になった

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前4丁目26−29

HUMAN MADE

HUMAN MADE(ヒューマンメイド)は、日本人デザイナーのNIGO(ニゴ)が2010年に立ち上げたライフスタイルブランド

コンセプトは「過去と未来の融合」で、ヴィンテージテイストのアイテムをモダンに表現したコレクションが特徴

NIGO(ニゴ)は、1990年代に自身が立ち上げたファッションブランドが世界中を席巻し、ストリートファッションシーンのパイオニアとして名を上げた人物だ

HUMAN MADE(ヒューマンメイド)では、アメリカンカジュアルを基軸としながらも特定のジャンルにとらわれないアパレル類に加え、インテリア雑貨や日用品など多岐にわたるアイテムを展開している

HUMAN MADE(ヒューマンメイド)のブランド標語は「GEARS FOR FUTURISTIC TEENAGERS」で、過去のものをそのままレプリカとして出すのではない

日本の妥協なきモノづくりの精神と、東京らしい遊び心を織り交ぜて、さまざまなアイテムを生み出している

〒150-0001
東京都渋谷区 神宮前1丁目11−6 1F