今回は、スニーカーの語源って知ってる!?初心者向けスニーカーの種類と各種類オススメモデルを紹介する
スニーカーは、どんなシーンで履くかによっても適した種類が異なるため、目的と用途に合わせて履き分けるが重要
スニーカーは、ブランドや各ブランドのモデルについて詳しい人は多いが、スニーカーの語源やスニーカーの種類については無知な人が多いはず
スニーカーが好きな人はもちろん、なんとなくスニーカーをよく履いているという人も、スニーカーに関する知識を深めることで、これまで以上にスニーカーへの愛着が湧いてくるはず
そこで、今回は、スニーカーとはどんな靴なのか、定義や名前の由来、知っていそうで知らないスニーカーに関する情報をまとめて紹介する
スニーカーの語源って知ってる!?
スニーカーの語源について紹介する
スニーカーとは「ソールにゴム素材を使用し、アッパーには布製や革製などの素材を使用した運動靴の総称」
英語の「sneak(忍び寄る)」が語源と言われている
1916年、アメリカのKeds社がゴム底の靴を販売を始めた際、より静かな靴ということをアピールするキャッチフレーズから生まれた
「sneaker」は「こっそり歩く人」の意味で使われたものだが、「こそこそする人」「卑劣な人」という意味があるため、一部では「テニスシューズ」と呼ばれた
スニーカーについて辞書や辞典で調べてみると、「布製もしくは皮革製で、底がゴムで作られたスポーツシューズと運動靴の総称」と定義されているケースが多く見られる
つまり、ゴム底であることはスニーカーの必須条件と言えるが、アッパー素材についてはキャンバス地やメッシュ地などの布製、天然皮革や人工皮革などの皮革製と幅広く、かつ靴底の厚さや履き口の丈の長さなどの定義はないようだ
そのため、スニーカーはスポーツブランドやアウトドアブランド、ファッションブランドからもさまざまなものが販売され、種類が展開されている
「スニーカー(sneakers)」はアメリカ英語で、イギリス英語では「トレーナー(trainers)」と言う
歩くとコツコツと足音が鳴る革靴に対し、ソールに柔らかいゴム素材を使用しているのがスニーカーの特徴の1つ
タイプ、機能、デザインなどで分類されているスニーカーの多様性を感じるとともに、様々なデザインがあるので、紹介する
バスケットタイプ
バスケットボールの競技用シューズを元に作られたスニーカー
激しい動きから足首を守るように設計されているため、ハイカットの作りが多い
また、跳んだり走ったりする競技の特性上、衝撃吸収のためのクッション性、急な方向転換にも対応できる
グリップ力など、機能性にも優れている。時代の流れを反映したデザインとカラーリングが多く、ストリートファッションへの順応性も高い
コートタイプ
テニスなどのコートでプレーする競技用シューズを元に作られたスニーカー
フラットなソールが特徴で、ローテクのシンプルなデザインのものが多い
ハードな動きにも対応できるようにアッパー素材の強度も高い
シンプルなローテクスタイルであることがコート系と呼ばれる条件となっている
事実コート系と呼ばれるものは1980年代前半以前に初登場となったモデルが多く、または当時のデザインにインスパイアされたモデルを指す
スケートボードタイプ
スケートボード用のスニーカー
スケボーを楽しむときに必要な「スケボーシューズ」は、スケートボードの板の上で滑りにくいグリップ力、衝撃吸収のためのクッション性に優れており
かかとからつま先まで凹凸の少ない平らな形になっていることがソールの特徴である
また、アッパーは、ストリートカルチャーをルーツに持ったファッショナブルなデザイン、スウェードなどの頑丈な素材が用いられる
スケートシューズは基本的にボードの感覚がつかみ易い平らなソール(靴底)が多く、グリップ力にも優れている
トリックをする際、シューズを常に擦るので、アッパー(足の甲を覆うシューズの上半分)は破れ憎いスエード生地を使用しているモデルが多い
また、衝撃に強いインソール(中敷き)を使用しているモデルが多い傾向にある
ランニングタイプ
ランニングシューズを元に作られたスニーカーで、主に長距離ランニングシューズを日常使いできるようなデザインに落とし込んである
ランニングシューズは、一般的なスニーカーとは異なり、クッション性と安定性と軽量性を重視したシューズ設計を採用している
ランニング時にかかる体の負担を軽減できるのが特徴で、足への負担は体重の約3倍といわれており、筋肉が発達していない初心者の方ほど怪我のリスクがある
特にアスファルトなどの固い路面を走る場合には注意が必要で、足が自然と前に出るようなソール形状になっているモノや、反発力のあるプレートが内蔵されているモノもラインナップ
強い反発力を活かしてスピードに乗れるのが魅力で、軽量性やクッション性に優れているのが特徴である
スポーティーなファッションにも取り入れやすい
アウトドアタイプ
山登りやハイキングなど、凸凹した地面を安定して歩くことができるようソールは硬いのが特徴
ミドルカットやハイカットのスニーカーは、キャンプやハイキングといったアウトドアにも役立ち
ただし、足場が悪い岩場や山で登山やトレイルランニングをする場合は、専用のアウトドアシューズやトレッキングシューズを用意していただきたい
アウトドアシューズは、歩きやすいようグリップ力に優れ、安定性が高い作りになっているものが多いのが特徴
また、雨や雪に対応できるはっ水性と防水性に優れたものや、寒い季節のアウトドアでは裏起毛で保温性に優れたものも人気がある
デッキタイプ
ヨットやボートの甲板(=デッキ)の上で履いても滑らないよう、防滑性とグリップ性の高いゴムソールシューズのことである
ローカットタイプが多いのが特徴
アッパーは、レザー素材が主であったが、キャンバス素材などのカジュアルな素材のものも今では一般的となっている
甲の部分は水にぬれても丈夫で、オイルレザーなどを用いたモカシンタイプのひも付き浅靴をさしている
イメージとしては爽やかな表情と機能性から夏に履くイメージが強いアイテム
最近ではスエードを用いたデッキシューズデザインの1足が展開されるなどしており、季節に関係なく愛用することが可能
また、アイテムイメージとしてもスムースレザーやスエード素材なら大人っぽく使えるため、オフの着こなしに取り入れてもラフになりすぎないのがうれしいところ
P.S
有名モデルなど一度はスニーカーショップで見かけたモデルもあったはずだ
スニーカーは革靴やブーツなどと比べると歩きやすい上に様々なデザインのものが展開されている
用途と目的に合わせてスニーカーを買うことで、スニーカーの素晴らしさをしれるはずなので、この機会に是非一度、スニーカーに手を伸ばしていただきたい
まだまだ加熱しそうなスニーカームーブメント中で、基礎知識としてしっかりと覚えておきたいので要チェック!