今回は、NIKE(ナイキ)レトロなランニングシューズ「LD-1000」待望の復活!気になる特徴をレビューする!

NIKE(ナイキ)はレトロなランニングシューズ「LD-1000」待望の復活を果たした!1977年にNIKE(ナイキ)は、のちに米国有数のランニングクラブとなるAthletics West(アスレティックスウエスト)を発足!同じ年に「LD-1000」が発売されたが、大胆に広がったヒールに関する安全上の懸念により、すぐに回収されることになった

Phili Knight(フィルナイト)は、このリコールに対する反発を予測したが、むしろ顧客から感謝される結果となり、広がった形状のアイコニックなヒールが再び満を持して登場を果たす!「LD-1000」の伝統を受け継ぐこのエディションは、一流トラッククラブを称える特別なグラフィックをインソールにプラスし、スエードと通気性の高いテキスタイルをワッフルアウトソールと組み合わせ、人気の正統派スタイルを演出している

NIKEレトロなランニングシューズ「LD-1000」特徴

レトロランニングシューズの名宝「LD-1000」が待望の復活を果たした!1977年にデビューしたNIKE(ナイキ)のランニングシューズ「LD-1000」が復刻販売される

1976年にランニングシューズとしてデビューを飾り、名前のLDは「ロングディスタンス)「長距離」の略で、1000は「1000マイル(約1600キロ)」を表している!NIKE(ナイキ)は創世の1足CORTEZ(コルテッツ)を開発し、ランニングコーチでもあった創設者の1人、Bill Bowerman(ビルバウワーマン)は、ランナー視点のアイディアを具現化をした人物だ!朝食中に食べた「ワッフル」からインスピレーションを受けると、焼き型を駆使して試作を繰り返し、グリップ力とクッション性を飛躍的に高めた「ワッフルソール」を開発、一瞬の閃きで、ランニングシューズに革新をもたらした

OREGON WAFFLE(オレゴンワッフル)WAFFLE TRAINAER(ワッフルトレーナー)などの系譜に名を連ね、1976年に発売された!アッパーには、メッシュが通気性をスエードが耐久性を提供、無駄のないシンプルな見た目が軽量性の高さとミッドソールには、シンプルながら着地から動き出しの動作を意識した形状を採用している

アウトソールには、NIKE(ナイキ)の歴史を語るうえで必須となっているワッフルパターンを採用し、高いグリップ力とピストンで生み出されるクッション性の高さが快適な履き心地を提供してくれる!LONG DISTANCE(ロングディスタンス)の頭文字を冠し、「1年間で1000マイル走れる」という願いが込められた「LD-1000」は、快適さを持続させるため、アッパーには、より通気性と耐久性を高めたナイロンメッシュを採用し、ゴツゴツとした「ワッフルソール」を極端なフレア状に配し、着地から蹴り出しまで安定したストライドをもたらした

2014年には、FRAGMENT DESIGN(フラグメントデザイン)がアレンジを加えたハイブリッドモデル、「ROSHE LD 1000」がリリースされたが、最新の「LD-1000」ではオリジナルデザインを踏襲したオリジナルカラーのブルー/イエロー「UCLA」を意識させるカラーを再現し、レトロランニングシューズの王道たる装いへ!完成度の高い当時の「日本製」は、現在もヴィンテージマニア垂涎のモデルとなっているが、今回復刻が実現すれば、往年のファンを呼び覚まし、スニーカーシーンに新たな潮流を生み出すかもしれない