有名ブランドとセレクトショップが利用しているShopify(ショッピファイ)に出店する方法を紹介する

カナダのオタワに拠点を置く多国籍Eコマース企業

および、同社が運営する、オンラインストアやPOSシステム向けのeコマースプラットフォームの名称

2020年現在、世界175ヶ国以上で、100万以上の店舗に利用されている

2021年現在、カナダロイヤル銀行、トロントドミニオン銀行などを超え時価総額でカナダ最大の企業となっている

有名ブランドが利用しているShopifyとは

有名ブランドが利用しているShopify(ショッピファイ)について紹介する

Shopify(ショッピファイ)とは、は定期課金型のサービスで、だれでもすぐにネットショップを開始して商品を販売できるサービス

そして、Shopify(ショッピファイ)は、簡単にECサイトを開設できる、マルチチャネルコマースプラットフォーム

専門知識がなくてもECサイトの開設や運営ができて、国内外でのオンライン販売が行えるのが最大の強み

2020年の時点で、Shopify(ショッピファイ)によって運営されたECサイトは175ヵ国、170万ショップ以上

Shopify(ショッピファイ)で作られたECサイトは、アメリカの小売ECサイトの中でAmazon(アマゾン)に次ぐ売上のシェアを占めており、特にD2Cビジネスにおいて多くの注目を集めている

Shopifyはオムニチャネルへの対応も可能で、ECサイトだけでなくソーシャルメディアや実店舗の情報も一括管理できる点が特徴

また、デザインの自由度が高く、機能拡張性にも優れていることから、ブランドイメージを表現しやすいという魅力がある

そのため、制限が多いECモールよりも、自社ブランドを確立しやすいという点において高く評価されている

Shopify(ショッピファイ)ストアのオーナーは、オンラインだけでなく実店舗でもShopify(ショッピファイ) POSを使って販売ができるのが特徴

自社ECサイト構築および既存サイトからのデータ移行が可能なShopify(ショッピファイ)は、現代のECサイト構築プラットフォームとして高く評価されている

Shopify(ショッピファイ)では、通常の在庫がある商品はもちろん、コンテンツ・ダウンロード商材、ドロップシッピングなどの製品販売にも対応

Shopify(ショッピファイ) はオンラインストアをインターネットに展開する個人や小規模の小売業者に対して、支払い、マーケティング、出荷、カスタマーエンゲージメント(顧客との関係構築)のためのツール群を提供している

2004年にTobias Lutke(トビアス リュトケ)、Daniel Weinand(ダニエル ウェイナンド)、Scott Lake(スコット レイク)らによって設立された

Shopify(ショッピファイ) はパートナープログラムがあり、Shopify(ショッピファイ) 認定のパートナー企業から新しいShopify(ショッピファイ) ストアを構築したり、他のECプラットフォームShopifyへ移行の支援を受ける事ができる

Shopify(ショッピファイ) パートナーはShopify Experts(ショッピファイエキスパート) と Shopify Plus Partners(ショッピファイプラスパートナー)  の2種類ある

Shopify Experts(ショッピファイエキスパート)とは、Shopify(ショッピファイ) 公認のEC制作会社

通常の制作会社よりもShopify(ショッピファイ) に関して信頼性が高いことが魅力

Shopify Plus Partners(ショッピファイプラスパートナー)とは、Shopify(ショッピファイ)公式の認定企業である

Shopify Plus Partners(ショッピファイプラスパートナー)を活用していくにあたって豊富な知識や支援実績がある企業

Shopify(ショッピファイ)はCX(カスタマーエクスペリエンス)にすぐれたECサイトを構築する為に柔軟な機能追加、多言語に対応するHeadless commerce(ヘッドレスコーマス)で設計されたアーキテクチャである

ノーコードでページ作成と編集ができる事も特筆すべき点である

無料CMSのWordPressと同様に有料と無料のアプリ「Shopifyアプリ」を追加する事で機能の追加・変更が容易である

ECにおいてはWEBサイトのインターフェースの改善のみならず、商品の配送(フルフィルメント/ロジスティックス)に係る、OMS、WMSなどバックオフィス領域、返品・返送領域(リバースロジスティクス)領域

お問い合わせ対応(顧客対応)領域と多岐にわたる機能開発が必要

一方Shopify(ショッピファイ)においては専用のShopify(ショッピファイ)アプリをインストールする事でこれらECに必要な機能を追加できる

Shopify(ショッピファイ)アプリストアには2021年4月時点で有料と無料のアプリが6,000以上ある

Shopify(ショッピファイ)専用物流倉庫アプリ(商品を届ける)、顧客を獲得するアプリ、ストアを改善するアプリなどがある

アプリをインストールする事でECサイトの改善・機能追加が容易である

またShopify(ショッピファイ)アプリストアではディスカウント、セール、期間限定特典の催しも開催されている

Shopifyを利用するメリットとは

最後に、Shopify(ショッピファイ)を利用するメリットを紹介する

Shopify(ショッピファイ)をECサイトのプラットフォームに利用する際の大きな強みは以下となる

  • アプリが豊富でCMSの拡張性が高い
  • 低コストでECサイトの運用が始められる
  • サイトの構築や更新が簡単
  • SNS連携対応しており、集客に強い
  • 越境ECに対応
  • APIによるシステム連携で業務効率化を実現
  • クラウド型「SaaS型」サービスで最新システムが利用できる

既に、集客ができているブランドは、Shopify(ショッピファイ)を利用することをオススメしたい

ただ、これから始めるブランドは集客がそもそもできていない状態なため、Shopify(ショッピファイ)を利用するのは避けた方がいいのかもしれない

低コストで導入できるベーシックプランなら月額3,000円台と、非常に低コストで利用開始できる点がShopify(ショッピファイ)の魅力

どのプランも初期費用がかからないうえ、状況に応じてプランの変更もできるため、事業規模に合わせたECサイトの運営が可能

機能拡張性が高いShopify(ショッピファイ)では、拡張機能となるShopify アプリが多数開発されており、基本機能に搭載されていない機能も追加することができる

機能拡張性の高さは、Shopify(ショッピファイ)を導入するメリットのひとつ

越境ECや海外販売に強いShopify(ショッピファイ)は、越境ECや海外販売に強いというメリットがある

対応している言語および通貨が豊富で海外発送も可能なため、越境ECも可能

カスタマイズによって、海外向けのECサイトも手軽に開設することができる

また、Amazon(アマゾン)やeBay(イーバイ)などの、大手海外モールとも連携が可能

外部連携サービスが豊富さまざまな外部サービスとの連携ができることも、Shopify(ショッピファイ)のメリット

GoogleやInstagramなどのSNSサービスをはじめ、物流サービスやPOSシステム、モール型ECとの連携にも対応している

デザインテンプレートが豊富Shopifyは、デザインテンプレートが豊富というメリットがある

100種類以上から選択できるうえ、ブランドイメージや見やすさに応じてカスタマイズすることが可能

事業規模の変化に合わせてプランを変更できるShopify(ショッピファイ)は、事業規模や利用状況に応じて柔軟にプランを変更することができる

小規模なECサイトにも、成長中のECサイトにもメリットがある

まずは、小規模なECサイトをベーシックプランでスタートし、事業が拡大すればプランを変更してECサイトを拡張することが可能

同じShopify(ショッピファイ)というプラットフォームを使っているため、拡張に伴う手間を最小限に抑えることができる

ベーシックプラン

ベーシックプランは、3つのプランの中で最も低コストで利用できるプラン

ECサイトの作成および管理に必要な機能が一通りそろっているため、初めてECサイトを立ち上げる場合にも適している

スタンダードプラン

Shopify(ショッピファイ)管理画面とShopify(ショッピファイ) POS(ポス)へのアクセス権がある

「スタッフアカウント数」と、商品の在庫場所に在庫を割り振れる「在庫のロケーション」が、それぞれベーシックプランよりも増加する点がスタンダードプランの特徴

また、ベーシックプランには搭載されていないレポート機能も搭載されている

ECサイトのさらなる売上向上を目指したり、担当スタッフが増えたりした場合におすすめのプランといえる

プレミアムプラン

プレミアムプランは、「スタッフアカウント数」と「在庫のロケーション」が、ベーシックプランやスタンダードプランよりもさらに増加

また、レポート機能では、より高度なデータ分析が可能

ほかにも、チェックアウト時に自分のアカウントまたは外部アプリで計算された配送料を表示する機能や、手動タスクの自動化とワークフローの構築が可能となる「Eコマースオートメーション」など、ショップ運営効率化に役立つ機能が充実

Shopifyのデメリットを紹介

Shopify(ショッピファイ)のデメリットを紹介する

Shopify(ショッピファイ)の利用開始前にデメリットをカバーできるかどうか、検討することをオススメする

機能によっては英語スキルが必要Shopify(ショッピファイ)は、ほとんどの機能を日本語で利用することができるが、一部の管理画面やデザインテンプレートは、英語でのみ公開されている

そのため、機能によっては英語スキルが必要だというデメリットがある

また、電話サポートも日本語には対応していない

高度なECサイトを作成したい場合は、HTMLやCSSの知識が必要Shopify(ショッピファイ)以外のプラットフォームでもいえることだが、より高度なECサイトを作成したい場合は、HTMLやCSSの知識が必要なこと

P.S

2023年もトレンドを作っていくブランドSupreme(シュプリーム)は、公式オンラインストアを従来のプラットフォームからShopify(ショピファイ)のサービスに切り替えた

この情報はつい最近の情報

初心者から大企業まで多くの事業者が利用しているShopify(ショピファイ)は、ネットショップの開設と構築を支援する企業

今回の変更はボット対策とも言われており、運用が開始される

さらにサイトのドメインも2000年代初頭から使用されてきた「supremenewyork.com」から「supreme.com」へと変更

旧アドレスを入れると、新たなドメインにリダイレクトされるようになっている