今回は、New Balance(ニューバランス)の野暮ったい感じが堪らないスニーカー「MT580」の魅力とサイズ感をレビューする

昨今、ハイテクスニーカーと呼ばれる最新技術が使われている高機能なスニーカーが人気を博している

ハイテクスニーカーの「ハイテク」は「ハイテクノロジー(high technology)」の略で、名前の通り最新技術が使われている高機能なスニーカーを指す

軽量性に優れる、通気性が良い、クッション性や衝撃吸収性が高いなど、機能性や履き心地の良さを重視して作られているのが特徴

また、近未来的でトレンドを意識したデザインや、ビビッドで存在感のあるカラーのものが多く、ファッション性に優れている点も魅力

機能性が高く歩きやすいだけでなく、ファッションのアクセントとして使うこともできる

特に、スポーティーなファッションやラフなスタイルと相性が良いが、最近ではファッショニスタと呼ばれている方たちが履いてることでもかなり話題に

ハイテクスニーカーとは逆に、ボリューム感が少なく昔ながらのシンプルな作りのスニーカーは、「ローテクスニーカー」と呼ばれる

オーソドックスなデザインのアイテムが多く、幅広いファッションに取り入れやすいのが魅力的で、今回紹介する「MT580」も「ローテクスニーカー」に分類される

ファッション業界人の中では、通称「ローテク」と呼ばれることもある

New Balanceのローテクスニーカー「MT580」とは

New Balance(ニューバランス)のローテクスニーカー「MT580」について紹介する

「MT580」は、New Balance(ニューバランス)のトレイルランニングモデルで、1995年に発売されたアメリカ製の「M585」を改良して誕生し、1996年に初登場

安定性のあるソールと堅牢なアッパーを備え、日本のストリートシーンで多くの話題を集めた

「MT580」は、90年代から2000年代のNew Balance(ニューバランス)を象徴するモデルのひとつ

ROLLBAR(ロールバー)を搭載した重厚な佇まいはそのままに、「SL-1ラスト」を採用したスリムな爪先デザインで展開するユニセックスサイズモデル

ROLLBAR(ロールバー)とは、足のねじれを防いで高い安定性を提供してくれるユニットで、グラファイト素材で軽量で堅固なため、安定性のある履き心地が追求されており、当時のランナーから高く評価された

2000年代初頭には、当時の人気ファッションブランドやセレクトショップとのコラボモデルが多数登場し、以来ファッションアイテムとしても高い評価を得ている

時代ごとに最新のシューズテクノロジーを取り入れて常に進化しているのもNew Balance(ニューバランス)の魅力

「MRT580」も、2013年にはオリジナルのフォルムを継承しながら、より軽量なレブライトソールを採用して機能性が向上

その後、衝撃吸収性と反発弾性を高めるABZORB(アブゾーブ)を搭載したミッドソールと、安定性を重視した「SL-2ラスト」を採用することで、日常生活からアクティブなシーンまで幅広く活躍できるスニーカーとして、更なる進化を遂げている

New Balanceのローテクスニーカー「MT580」のサイズ感や履き心地はいかに

New Balance(ニューバランス)のローテクスニーカー「MT580」のサイズ感や履き心地について紹介する

「MT580」のウィズは、若干細めの標準のDを採用をし、アッパーは肉厚なフォームを搭載しているため、若干タイトなイメージがあるが、実際は高いフィット感を得ていて、窮屈さを感じることはない

歩行時の快適性や安定性を重視したい方は、普段のサイズと同じサイズで購入することをおススメ

普段サイズだと横幅がきつめに感じるかもしれないが、サイズアップすると逆に足先が余ってしまう可能性もあるが、着用を重ねてスニーカーを緩ませて履くこともできる

普段のサイズと同じサイズをチョイスすればまず問題はなし

最後に

1996年にトレイルランニングモデルの先駆けとして登場し、2000年代の裏原ストリートに瞬く間に広まった人気モデルで日本規格の「MT580」

人気となったきっかけは、約20年以上前の裏原で突飛した人気のショップHECTIC(ヘクティク)と、上野で今なお人気のスニーカーショップmita sneakers(ミタスニーカーズ)と、当時では珍しかったコラボを「MT580」をベースにリリースされた事であった

今もなお昔ながらのデザインを踏襲しつつ、ソールシステムをアップデートしながら変化しているモデル

今買って、もしかしたら5年後にはソールシステムがアップデートされている可能性もあるため、変化を楽しめるモデルだと思うので、是非店頭で見つけらた試し履きしていただけると幸いだ