今回は、Nike(ナイキ)で一番有名なスニーカーAir Max 1(エアーマックス 1)について紹介する

Air Max 1(エアーマックス 1)は、どのブランドに劣らないほどの、ハイテクでかっこよくて履きやすさを重視しているスニーカーだ
Air Max 1(エアーマックス 1)を履いたら、全ての人を虜にしてしまうほどの、ポテンシャルを持っていると言われている
そして、なんと言ってもAir Max 1(エアーマックス 1)はAir Max(エアーマックス)シリーズの最初のモデル
TFK Infomationでは、これまでAir Max(エアーマックス)についてかなり記事を書いてきた

初代モデルについて、なんにも書いてなかった
初代を書かないと、Air Max(エアーマックス)について語れないと思ったため、改めて紹介していく
スポーツブランドの王様Nikeとは
スポーツブランドの王様Nike(ナイキ)について紹介する

Nike(ナイキ)は、アメリカで設立されたスポーツカジュアルブランド
初めはスポーツシューズの開発から始まったが、トータルでスポーツシーンを彩るアイテム展開を開始
やがて、スポーツに限定しないカジュアルアイテムの展開へと内容が拡大していた

有名スポーツ選手が靴やアイテムを愛用していることで世界的にも有名となっているが、スポーツをはじめとするカジュアルなアイテムは、着ているだけで元気になれる色使いと、どこか洗練された都会的でスマートなデザインが特徴
Air Max シリーズの最初のモデルとは
まず、最初にAir Max(エアーマックス)シリーズの最初のモデルについて紹介する

Air Max(エアーマックス)シリーズの最初のモデルは、誰もが知っているAir Max 1(エアーマックス 1)だ
Air Max 1(エアーマックス 1)はそのモデル名のとおり、現在まで続くAir Max(エアーマックス)シリーズの最初のモデル

Nike(ナイキ)のシューズといえばソール内部に空気「エア」を注入する技術が有名
初めて使われたのは、1970年代後半のこと
エアクッショニングシステムと命名された
この技術は航空宇宙エンジニアのフランク ルディによる独創的なアイディアで、1978年のNike(ナイキ)製ランニングシューズ「エア テイルウィンド」に搭載された

前例のない構造ではあったものの、カカトに重心が乗った際にエアバッグの圧の逃げ場がないといった問題点もあるのだ
大成功と呼べるほどの結果には至らなかった
およそ十年の時を経た1987年、Air Max 1(エアーマックス 1)の登場によってエアクッショニングシステムはその真価を発揮することとなる
Air Max 1(エアーマックス 1)が成功を収めた最大の要因は、ソール内部のエアを「外から見える」デザインにしたこと
手がけたのは天才デザイナーのTinker Hatfield(ティンカー ハットフィールド)

パリにあるポンピドゥーセンターの建築デザインからヒントを得て制作をした
ミッドソールにウインドウを設けるデザインを思いついた
ビジブルエアと名づけられたこのデザインによってエアバッグの圧が適度に逃されることになり、それまでの問題点を解決
視覚的にもこれまでのスニーカーにはない斬新なデザインであったことから、スニーカー市場で大成功を収めた
このエアマックス1が発売された3月26日はAir Max Day(エアマックスデー)とされ、毎年特別モデルが商品化された

Air Max(エアーマックス)は後継モデルが続々とリリースされ、1995年に登場したAir Max 95(エアマックス 95)によって世界的なハイテクスニーカーブームへと発展
Air Max 95(エアマックス 95)について記事を書いてるので、下記の記事もチェックしていただけると幸いだ
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【大革命】Nike Air Max 95の誕生秘話
現在も定期的に新モデルがリリースされているが、エアマックス1自体も時代の移り変わりとともに復刻を繰り返している
デザインチェンジを経たエアマックス1も度々リリースされてた
2008年には高密度強化ナイロンを施したAir Maxim 1(エアー マキシマム 1)
2013年にはエンジニアードメッシュのAir Max 1 EM(エアマックス1 EM)と独特のテープデザインの「エアマックス1 テープ」が登場Air Max 1 EM(エアマックス1 EM)

2019年7月には、Tinker Hatfield(ティンカー ハットフィールド)による初代Air Max 1(エアマックス 1)のスケッチを手書き風デザインで表現した「エアマックス1 スケッチ トゥー シェルフ」が発売されていった
誕生から30年以上が経つ今なお話題が尽きることはない
Air Max 1を構成する3つの特徴
Air Max 1(エアマックス 1)を構成する3つの特徴について紹介する

前例のないソール構造とデザインで、スニーカー界に革新を起こしたAir Max 1(エアマックス 1)
Air Max 1(エアマックス 1)はソール内部に注入したエアを、初めて「外から見える」仕様にした一足
近年のエアマックスではソール全周に渡る360°ビジブルエアのモデルもリリースされている
この当時のビジブルエアはかなり小ぶり
このミニマルで控えめなデザインは、現代でも人気を集めている

アッパーには、現在でも優れた軽量性と通気性を併せ持つメッシュとスエードの構造を採用
ハイテクスニーカーブーム前の当時としては主張的だったデザインも、現代の感覚では比較的シンプル
だからこそ、時代が変わっても履きこなせる普遍的な魅力を備えている
Nike(ナイキ)を象徴する両サイドの大胆なスウッシュも当時から健在
シュータンやヒール部分にも、Nike(ナイキ)ロゴとともに配置されている

ランニングシューズとしてデビューしたAir Max 1(エアマックス 1)だけあって、アウトソールの構造も見事なもの
つま先、前足部、中足部、ヒールと4つのパーツに分かれており、それぞれに適したトレッドパターンが刻まれている
グリップ力や走りやすさだけでなく、見た目の印象も計算
Air Max 1とコラボしたショップを紹介
最後に、Air Max 1(エアマックス 1)がコラボした代表的なセレクトショップatmos(アトモス)とNike(ナイキ)がコラボしたアイテムについて紹介する

何年もかけて、幾度となくコラボアイテムを製作しているため、スニーカーユーザーなら絶対に見たことがあるもしくは持っている可能性もあるので、紹介したいと思う
Nike×atmos【Air Max 1 Premium Retro 「Elephant」(2017)】
まず、初めにコラボしたアイテムは、2017年3月18日に発売されたNike(ナイキ)×atmos(アトモス)のAir Max 1 Premium Retro 「Elephant(エレファント)」(2017)だ

それは、国内No.1スニーカーセレクトショップatmos(アトモス)だ
Nike(ナイキ)と長年にわたりコラボレーションを展開するatmos(アトモス)は、スニーカーコレクターの中心地とも呼ばれる東京を拠点にした人気セレクトショップ
atmos(アトモス)について記事を書いてるので、こちらの記事もチェックしていただけると幸いだ
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【第1弾】オススメスニーカーセレクトショップショップを紹介(裏原宿編)
2002年のコラボレーション開始以来、最も人気を集めるatmos(アトモス)のシューズの1つが、2007年に発売されたAir Max 1(エアマックス 1)
エレファントプリントと翡翠(ひすい)色のスウッシュのアクセントが象徴的なデザインだ

発売から10年ほど経った2016年、Air Max Day(エアマックスデー)の期間中に開催された
ほかにも100足のシリーズ屈指の人気モデルが候補に挙がっていたにもかかわらず、Nike(ナイキ) Air Max 1(エア マックス 1 )atmos(アトモス)Elephant(エレファント)は、ファンの絶大な支持を得て1位を獲得
しかし、この「選ばれし一足」は、どのように誕生したのか
なぜ、これほどまでに人気を集めるアイコニックな存在となったのか

atmos(アトモス)のクリエイティブディレクターにとって、インスピレーションは単純明快だった
Elephant(エレファント)プリントと鮮やかな翡翠色のアクセントの組み合わせは、atmos(アトモス)チームがAir Jordan(エア ジョーダン 3)に寄せる愛情と、野生のゾウが水浴びをするというアイデアから生まれた
このアイデアの持つ自然の魅力を強調するために採用されたのがElephant(エレファント)プリント
このプリントをAir max(エア マックス)に取り入れることは、2007年のコラボレ前からの夢だったという
そして誕生から10年後、世界中から集まった復刻の要望に応えて再び戻ってくる
クラシックなディテールをすべて継承したこのシューズは、伝説のアトモスチームにとっても満足できる一足に仕上がっている
発売日:2017年3月18日
価格:¥17,600円(税込)
Nike×atmos「Air Max 1 Dlx Animal Pack」
次にコラボしたアイテムは、2019年7月13日にNike(ナイキ)×atmos(アトモス)「Air Max 1(エアマックス1) Dlx Animal Pack(Dlx アニマルパック)」だ

ヒョウ、トラ、シマウマ、キリン、馬の5種類の動物をイメージしたプリントと素材が、何と一足のシューズで融合されたモデルが登場した
Animal Pack(アニマル パック)と称したマッシュアップデザインは、atmos(アトモス)のクリエイティブディレクターを務める小島 奉文(こじま ひろふみ)よってデザインされたモデルだ
Air Max 95(エア マックス 95)とAir Max 1(エア マックス 1)をキャンバスに、80年代に登場したキッズ用スニーカー、Nike(ナイキ)ズーのグラフィカルなシューズボックスをヒントにしている
Animal Pack(アニマル パック)の製作にあたり、小島 奉文(こじま ひろふみ)はさらなるインスピレーションをサファリパークに求めた
ここは、彼の言葉で言うところの「最も素晴らしい動物たち」に引き付けられた場所

シューズのデザインには、トラとキリンの持つパワーと、シマウマ、ヒョウ、馬の持つスピードを反映させたいと考え、2色のSwoosh(スウォッシュ)も用意
レッドでは肉食動物のヒョウとトラを、グリーンでは草食動物のキリン、シマウマ、馬を表現した
「デザインはユニークなものでなければまだ誰も見たことがないようなものにしたいと思った
と語る小島 奉文(こじま ひろふみ)は、スニーカーは着用できるアートだと考えるクリエイターとしてatmos(アトモス)を代表する人物の1人だ

「スニーカーは、見ても履いても美しいもの」彼は語る
「スニーカーだけを展示する美術館があってもいいと思うんだ。こんなにカジュアルに毎日楽しめるアートって、ほかにはないからね」
Nike(ナイキ)がAnimal Pack(アニマル パック)の成功を確信する理由となったのは、小島 奉文(こじま ひろふみ)の持つ強い情熱だった
2006年バージョンは賛否両論を引き起こしたが、その後は高い人気を誇り続けている
「当時、クレイジーなデザインのAir Max(エアー マックス)シューズがなかったので、市場に受け入れてもらえるかどうかは未知数だった」
小島 奉文(こじま ひろふみ)は振り返る
「斬新すぎるデザインでしたが、時代を先取りしていたのだと思う」
発売日:2019年7月13日
定価:¥19,440円(税込)
Nike×atmos「Air Max 1 Blue We Love Nike」
最後にコラボしたアイテムは、2018年12月27日Nike(ナイキ)×atmos(アトモス)「Air Max 1(エアマックス1)Blue We Love Nike(ブルー ウィー ラブ ナイキ)」だ

アニマルプリントやノスタルジックなロゴなど、クラシックなシューズをアレンジするためのヒントは、ありとあらゆる場所に見つけることができる
We Love Nike(ウィー ライブ ナイキ)というタイトルが付いたatmos(アトモス)とNike(ナイキ)の最新コラボレーション
熱心なスニーカーファンとクラシックなAir Max(エアーマックス)のカラーがヒントとなった
アトモスのクリエイティブディレクターを務める小島 奉文(こじま ひろふみ)は、まずNike(ナイキ)のシューズボックスが積み上げられたグラフィックを新しく制作

多くのコレクターのクローゼットの中を思わせるようなグラフィックは、Nike(ナイキ)のデザイナーによってシューズを製作
Air Max 1(エアーマックス 1)、Air Max 90(エアーマックス 90)、そしてオリジナルバージョンをイメージした2足のAir Max 95(エアーマックス 95)に採用された。
次に小島 奉文(こじま ひろふみ)が選んだのは、オリジナルバージョンのAir Max 90(エアーマックス 90)に使われたインフラレッド
atmos(アトモス)のAir Max 1(エアーマックス 1)Elephant(エレファント)に使われたクリアジェイド、そして、オリジナルバージョンのホワイトとゲームロイヤルのAir Max 1(エアーマックス 1)に使われたロイヤルブルー

Air Max 95(エアーマックス 95)のオリジナルバージョンに使われた特徴的なグレーのグラデーションカラーに新たな解釈を加えた
ブラックとホワイトを使ったシューズボックスのグラフィックと組み合わせた
シューズの素材と形状については、小島 奉文(こじま ひろふみ)は全面にレザーを使った1998年のAir Max 1(エアーマックス 1)SCとAir Max 95(エアーマックス 95)のボディのデザインもヒントにしている
発売日:2018年12月27日
価格:¥15,120円(税込)