今回は、唯一無二の存在アップサイクリングブランドREADYMADE(レディメイド)について紹介する

まず、この記事のタイトルにある「アップサイクリングブランド」の定義がわかっていない人がいると思うので、「アップサイクリングブランド」について紹介する

アップサイクルとは

まずは、「アップサイクル」について紹介する

アップサイクリングはing系の形で元々の名前は「アップサイクル」

大量生産、大量消費による環境への負荷が深刻化している

同じものを繰り返し利用するリユース、ペットボトルや缶を資源化して再利用するリサイクルとともに注目されているのがアップサイクル だ

アップサイクルとは、捨てられるはずだったものに新たなアイデアやデザイン性をプラスすることで、もとの状態より価値のあるものへアップデートすること

価値がアップすることで、ものとしての寿命が延びることが期待され、食品業界から建設業界までさまざまなブランドが、アップサイクルに取り組む事例が増えてきている

「SDGsを意識して、環境に負荷のかからないアップサイクルの商品を選びましょう」

とはいっても、環境にいいという動機だけで購入して、結局使わなくなったり捨ててしまったりしては台無し

SDGsの取り組みを大々的もしくは、コンセプトに近い位置で取り組んでいるブランドは多くはない

コンセプトに近い位置で取り組んでいるブランドがREADYMADE(レディメイド)なので、ブランドを運営する上での目的がしっかりされていると活動自体がスムーズに進む

有名ブランドとコラボがすぐに決定する場面があったりする

コンセプトをしっかり決めると活動意欲が高まったりすることがある

READYMADEの歴史とコンセプト

READYMADE(レディメイド)の歴史とコンセプトを紹介する

READYMADE(レディメイド)は、細川雄太が手掛ける大阪を拠点とするアップサイクリングブランド

ヴィンテージミリタリーファブリックを使用し、本来不要なモノとして破棄されていくモノを循環させる

新たな姿に生まれ変わらせたアパレルやアクセサリーを展開

反戦のメッセージと共に、使い捨てにされるヴィンテージダッフルバッグやテントに新たな価値を与えている

大量生産に対するメッセージを

レディメイドが使用しているヴィンテージミリタリーコットンまたはデッドストックコットンには、多くの場合、元の所有者の名前と識別番号がプリントされている

これは、同じアイテムが2つと存在しないことを証明している

人気ブランドとして成長することにより需要と供給のバランスが崩れ、世の中にフェイク品がたくさん出てくる

フェイク品対策として、元の所有者の名前と識別番号がプリントされていることは、ブランドの価値が下がらないのでとてもとても魅力的な取り組みだと思う

リメイクにこだわる理由は、ミリタリーアイテムを解体することで、反戦のメッセージ

リメイクはパターンが同じでも1点ずつが異なる

そういうモノ作りがしたくて「レディメイド」を立ち上げた

量産できるアートのような感覚でウエアやバッグを作っている

READYMADEが成功を収めたきっかけ

READYMADE(レディメイド)が成功を収めたきっかけについて紹介する

READYMADE(レディメイド)はアメリカで大成功を収めた

ニューヨークで展示会をすることになり、マックスフィールドがお客さんを集めてくれたので営業らしい営業をしないまま順調に取引先が決まっていった

それと立ち上げから約1年後にOff-White(オフホワイト)とコラボレーションしたことも大きい

一緒にバックパックを作った後は世界中にREADYMADE(レディメイド)の名前が広がり、展示会に来てくれるバイヤーも明らかに増えた

日本ではポギーさん(小木基史ユナイテッドアローズ バイヤー兼ユナイテッドアローズ&サンズ ディレクター)が早いタイミングで買い付けてくれた

ユナイテッドアローズ&サンズ について紹介している記事があるので、こちらの記事もチェックしていただけると幸いだ

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【コンセプトストア】東京都内にあるセレクトショップUNITED ARROWS & SONSとは

米ラスベガスのファッション見本市LIBERTY FAIRS(リバティフェア)の出展に声をかけてくれたりして、火がついた

よく「なぜこんなに売れているの?」と聞かれるが、正直自分でもわからない

ただ周りの人に助けられてきただけだと思っている

リメイクの素材となるミリタリーアイテムはアメリカの知人に調達してもらっているが、製作は昔も今も自分の手作業

生産数が増えても生地の裁断やワッペンの縫い付けをアシスタントと2人でやっている

今後は組み立てを腕の良い職人にお願いしたり、パーツごとに工場に発注したりして、クオリティーが落ちないように工夫して生産体制を改めたいと考えているようだ

READYMADE(レディメイド)は人との繋がりを大切にして、Off-White(オフホワイト)を筆頭に、Chrome Hearts(クロムハーツ)やNike(ナイキ)などの世界的有名ブランドとのコラボを実現してきた

Chrome Hearts(クロムハーツ)とのコラボを実現をしたが、実際は繋がりは一切なく、会う人会う人に「好きだ」とアピールし続けた結果、本当に実現できた

すべてのコラボが、READYMADE(レディメイド)のブランドのビジネスにとっても良い転機になっている

コラボをすることで、ブランドの成長するスピードと世の中に認知されるスピードが上がるのでとてもいい方法である

コラボは、お互いがメリットを感じた時にするので、良い関係値が作れて、次に繋がったり、他の仕事が舞い降りたりするケースもある

よほどの相手ではない限りは、コラボを絶対にするべきだと思う