今回は、PUMA(プーマ)を象徴するアイコンシューズCLYDE(クライド)魅力・サイズ感・履き心地をレビューする
CLYDE(クライド)とは1970年代にNBA NEW YORK KNICKS(ニューヨークニックス)で活躍した!Walt Frazier(ウォルトフレイジャー)のシグニチャーモデルは、バスケットボール史上初のシグニチャーモデルとして1973年から1979年まで約7年間に亘って生産されたシューズだ
CLYDE(クライド)はPUMA(プーマ)のスニーカーコレクションの中で最も人気のSUEDE(スウェード)の基になったモデルや、SUEDE(スウェード)の前身であるモデルを基にバスケット仕様に作られた後継モデルでもある
なので、PUMA(プーマ)のコレクションの歴史の中で最も特別感が強いスニーカーなのだ!
PUMA(プーマ)公式もプレミアム感があるのか、復刻もそこまで多くなく、CLYDE(クライド)がリリースされてから50周年ということで、まだショップに在庫あると思うので、是非チェックしていただきたい!
PUMAを象徴するアイコンシューズ「CLYDE」魅力はココに!
PUMA(プーマ)CLYDE(クライド)は、1968年にメキシコで行われた国際大会にて、男子200mのゴールドメダリストのTommie Smith(トミースミス)が着用していたスウェード製のトレーニングシューズCRACK(クラック)がベースとなっている!
1973年当時、バスケット界で後に殿堂入りも果たすWalt Clyde Frazier(ウォルトクライドフレイジャー)のリクエストを受け、CRACK(クラック)をベースに従来のプーマのシューズよりもワイズを広げ、バスケットボールに対応した新型ソールを採用し、バスケットボール界史上初のシグネチャーモデルとしてPUMA(プーマ)CLYDE(クライド)が誕生
モデル名のCLYDE(クライド)は、相手からボールを奪って得点を決めるプレーを得意としたWalt Clyde Frazier(ウォルトクライドフレイジャー)のニックネームが由来となっている!CLYDE(クライド)はまた、後にカラーバリエーションを増やして多くのバスケットプレーヤーが着用し、ストリートカルチャーやヒップホップシーンでも人気を博していった
誕生から50周年の節目に復刻するCLYDE OG(クライドOG)は、フルスウェードアッパーに、美しい曲線美を描いたサイドの「フォームストリップ」が特徴的なモデルで、サイドにはゴールドで刻印された 「PUMA CLYDE」のブランドロゴが施されている!また、環境に配慮した製造工程で作られたLeather Working Group(レザーワーキンググループ)認定のレザーを採用している
NICKS(ニックス)の地元であるニューヨークで絶大の人気を誇り、ストリートボーラー、ミュージシャン(黎明期のHIP HOP ARTIST)、グラフィティアーティストに愛された!1970年代のニューヨークを象徴するシューズともいわれている!履くと漂う王道感はシンプルなCLYDE(クライド)だからこそ出せる1足である
PUMAクラシックシューズ「CLYDE」サイズ感・履き心地レビュー
PUMA(プーマ)のスニーカーコレクションを代表するSUEDE(スウェード)の基になったプレミアム感あるCLYDE(クライド)はルックスの第一印象は無駄がないスタイリッシュな印象だ!PUMA(プーマ)が築いてきたクラシックスタイルが今も語り継がれている
PUMA(プーマ)独特の縦幅が大きく非常に細身に見えるルックスで、CLYDE(クライド)は少し横幅もあるような印象も!履いてみたら先ほどの印象とは違うくて、かなり縦幅が大きく見え、横幅も思ったよりも広く、サイズ感も極端に狭いPUMA(プーマ)のスニーカーよりは少し広い印象
スタイリッシュな印象を引き立てているのが、PUMA(プーマ)のスニーカーを象徴するサイドに採用された「フォームストライプ」で、CLYDE(クライド)の方が少しコンパクトにまとめられ魅力的な曲線美となっている!毛足が短いスエード素材で幅広く使えるだけではなく、PUMA(プーマ)トライプの曲線美と相まって上品なかっこよさを演出している
スタイリッシュではあるが、金箔と型押しのPUMA(プーマ)CLYDE(クライド)のブランドロゴが非常に良いポイントとなっていてカジュアルな一面も持っている!PUMA(プーマ)らしさある伝統的なスタイルだが、絶妙な縦幅と横幅のバランスはPUMA(プーマ)のルックスの進化を感じる事ができ、現代のストリートでも通用するカジュアルさも持ち合わせている
着脱しやすいように紐を緩く縛る傾向があるが、CLYDE(クライド)は縦長に見えるようにきつく縛って履くことをオススメする!ストリート系の様に緩く幅広に魅せるのも良いが、個人的にはシンプルなスタイルと洗礼されたルックスを生かして、細長に魅せる方がカッコよく履ける
ポイントとなっている金箔と型押しのPUMA(プーマ)CLYDE(クライド)のブランドロゴは勿論、ソールがキナリっぽいカラーになっていて、ビンテージ感があり、アッパーはLeather Working Group(レザーワーキンググループ)に認定された、環境へ配慮した革を使っているが、匂いは質が良い硬式グローブやレッドウィング等のブーツのがっちりとした革が特徴
履いて歩いてみるとアッパーの伸びは良く一日でかなり馴染み、伸びてくれるはずだ!それでもしっかり革の硬さを残していて、スポーツブランドの革の質感とは思えないほどの素材の良さ
一方で履き口は狭く硬いので履く時に少し苦労するが、履いた後かかと部は割とゆったりとしててそれなりに自由がありつつも、狭く硬い履き口でしっかりフィットするような感じだ!クセのない見た目だが、履き心地は非常に独特で、靴内の構造が独特だからかなと感じがした
かかとにはそれなり余裕がある一方で、土踏まず辺りが少しせりあがっていて、足の中腹辺りはギュッとタイトな感じがする!横幅は狭く縦幅が大きいというプーマ独特のサイズ感なため、そこまで足幅が広いわけはない私でも若干の窮屈感を感じがする
スニーカーの中ではクッション性はまだ良い方で、グリップ性も良く、変な突き上げがないから構造に足が慣れてしまえばクセのない自然な履き心地だ!独特な履き心地だが慣れればむしろ調子よく歩く事ができる
サイズ感は、幅が狭い人は普段のスニーカーよりも小さいため、普段履いているサイズもしくはハーフサイズアップがオススメだ!革素材なため、幅が広くても若干伸びるので、極端にサイズを上げる必要はないのでは良いかと