今回は、VANS(ヴァンズ)永遠クラシックOLD SKOOL(オールドスクール)誕生日秘話と人気のワケ・サイズ感履き心地レビューする

永遠のクラシックであるOLD SKOOL(オールドスクール)は、VANS(ヴァンズ)のシグネチャーであるサイドストライプを初めて採用したスニーカー

「すぐ履けてスケボーができるシューズ」としてスケーターやBMXライダーから熱狂的に支持された

VANS(ヴァンズ)のすごいところは、40年以上も前にリリースされたこれらのモデルが、全ていまだに売れ続けており、スケーターだけでなく、老若男女に幅広く受け入れ続けている

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VANS永遠クラシック「OLD SKOOL」誕生秘話

1977年に「スタイル36」としてデビューしたこのシューズは、レザーパネルと今ではアイコニックな「ジャズストライプ」をあしらったロートップスタイルで、Paul Van Doren(ポールヴァンドーレン)によるランダムなスケッチからデザインされた

VANS(ヴァンズ)のスニーカーの中でも最も市民権を獲得したであろうOLD SKOOL(オールドスクール)は、邪魔することなく履く人のスタイルを大胆に表現し、クリエイティビティ溢れる自己表現の手段としての役割を果たす

1966年にPaul Van Doren(ポールヴァンドーレン)を中心として4人共同で立ち上げられたシューズブランドVANS(ヴァンズ)

最初に開発されたスニーカーは、現在でも定番として君臨するAUTHENTIC(オーセンティック)

のちの1970年代にはレジェンドと呼ばれるスケーター、Tony Alva(トニーアルバ)などがカスタマイズしたAUTHENTIC(オーセンティック)をベースに製品化されたERA(エラ)が登場

そして1977年には、補強パーツで耐久性を高めたOLD SKOOL(オールドスクール)が誕生した

OLD SKOOL(オールドスクール)は当時のスケーターに愛されたのはもちろん、40年以上経った今でも、老若男女を問わず世界中で履き続けられている

OLD SKOOL(オールドスクール)を特徴付けるディテールとして欠かせないのが、アッパーサイドに配された「ジャズストライプ」で、1977年にPaul Van Doren(ポールヴァンドーレン)が他ブランドと差別化をするために考案したもので、波からインスパイアされた美しい曲線が描かれている

このデザインはのちにSK8-HI(スケートハイ)などでも採用され、まさにVANS(ヴァンズ)を象徴するデザインとして後世にまで受け継がれている

OLD SKOOL(オールドスクール)のソールで使われている「バルカナイズド製法」は、アッパーとソールの間に生ゴムを流し込み、圧着させる製法のこと

セメントで接着させる「セメント製法」と比較すると圧倒的に接着力が強く、剥がれることはまずなく、さらにアッパーとソールがまるで一体になったような状態となっているので、なめらかな履き心地も得られている

注目すべきなのが、ラバーアウトソールのトレッドパターンで、つま先付近と中間部分、そしてかかと付近と3つの部位に分けられ、部位ごとに異なるトレッドパターンを採用をし、つま先付近とかかと付近は柄の目を大きくすることで摩擦力を調節し、トリック時のボードと足の摩擦具合を最適化している

OLD SKOOL(オールドスクール)には、アメリカ本国のVANS USA(ヴァンズUSA)が展開している「USA企画」と、VANS(ヴァンズ)の日本総代理店である「ABCマート」が企画と生産を行っている「日本企画」という2つの企画が存在する

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VANS永遠クラシック「OLD SKOOL」ココがヤバい!

OLD SKOOL(オールドスクール)の最大の特徴と言えば、サイドに施されたレザーパーツをおいて他にないだろうか

創業者であるPaul Van Doren(ポールヴァンドーレン)が、他ブランドとの違いを模索するなかで1977年に考案をし、波を連想させるような美しい曲線デザインから、jazz stripe(ジャズストライプ)と名づけられた

VANS(ヴァンズ)はさまざまな名作スニーカーを生み出しているが、VANS(ヴァンズ)のスニーカーと聞いてjazz stripe(ジャズストライプ)の入ったOLD SKOOL(オールドスクール)を思い浮かべる人は多いはず

VANS(ヴァンズ)を象徴するデザインであることはもちろんだが、世界中のスニーカーを見渡してもこれだけアイコニックなディティールは少数派だと言えるだろう

数年前には、OLD SKOOL(オールドスクール)のデザインをオマージュするブランドRevenge×Storm(リベンジストーム)が人気を博すなど、今なおjazz stripe(ジャズストライプ)がシューズ業界に与える影響は大きい

アッパーのメイン素材にはスエードを使用をし、キャンバス地のスニーカーよりもカジュアル感が抑えられ、大人の着こなしにも合わせやすい仕様となっている

スムースレザーを使用したjazz stripe(ジャズストライプ)との、素材の対比も隠れた魅力で、ダブルステッチとシングルステッチを使い分けた縫製など、シンプルに見えてヒネりのきいたディティールが長きにわたって愛される由縁だ

OLD SKOOL(オールドスクール)の底付けは、ローテクスニーカーの王道でもある「バルカナイズド製法」によって行なわれている

アッパーとソールの隙間に、固まる前の生ゴムを流し込み接着させる製法で、キャンバス地とゴムの異素材をしっかりと接着させる

「バルカナイズ製法」は、Charles Goodyear(チャールズグッドイヤー)によって1839年発明された

本格革靴に使われるあのグッドイヤーウェルト製法を発明した、Charles Goodyear(チャールズグッドイヤー)2世の父親にあたる人物

アッパーとソールをセメントで接着するセメント製法に比べ、ダイレクトに接着する「バルカナイズ製法」はソールがはがれる心配がほとんど無く、耐久性と耐水性が極めて高い

その完璧ぶりは、発明から180年が経過する今なお現役であることが何よりの証明となり、実用性の高さもさることながら、レトロなデザインから根強いファンも多い製法となった

特徴的なヒールもVANS(ヴァンズ)ならではで「バルカナイズド製法」特有のフォクシングテープがちょうどカカトの部分で重なっており、そのつなぎ目を覆うようなかたちでヒールパッチを配置

ヒールパッチのデザインは、VANS(ヴァンズ)を象徴する「OFF THE WALL」のアイコン

Z-BOYS(ズィーボーイズ)というスケートグループが使っていた「普通じゃない、変なやつ」という意味のスラングで、由来には諸説あるが、VANS(ヴァンズ)の愛用者でもあったグループの一員Tony Alva(トニーアルバ)が、プールからスケボーで飛び出した際に仲間が「OFF THE WALL!」と叫んだのがそのひとつと言われている

アウトソールにはフラットなラバーソールを採用をし、つま先を除く前足部のみトレッドパターンが異なり、オーリーなどのトリックを決めるのに適した構造であることがうかがえる

もちろん日常使いにおいても踏んばりが効き、足の蹴り出しが軽快になるなどメリットは多い

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「OLD SKOOL」が後世に受け継がれている人気のワケとは

OLD SKOOL(オールドスクール)を語る上で欠かせない、アーティストや他ブランドとのコラボレーションは1990年代ごろから顕著になった

特にMarc Jacobs(マークジェイコブス)のコラボは、VANS(ヴァンズ)がオートクチュールの領域へ参入する大きなきっかけになった

今なお関係が続くSupreme(シュプリーム)とは、90年代中ごろに最初のコラボコレクションを発表をし、Supreme(シュプリーム)の創業者であるJames Jebbia(ジェームズジェビア)は、OLD SKOOL(オールドスクール)はアイコニックでクラシックなスケートボードシューズだ」とOLD SKOOL(オールドスクール)に敬意を表している

スケーターとの深いつながりが有名なVANS(ヴァンズ)だが、OLD SKOOL(オールドスクール)はパンクバンドの愛用者も多く、1980年代のUSパンクブームを牽引したHenry Rollins(ヘンリーロリンズ)もその一人で、彼が10代のころ、OLD SKOOL(オールドスクール)を履き小さなステージに立つ姿を見た多くのキッズ達がそれをマネていた

日本でもコアなファンの多いBad Religion(バッドレリジョン)やSlayer(スレイヤー)、Descendents(ディセンデンツ)といったパンクバンドとのコラボシューズも大きな話題となった

2016年にはスタイルはそのままにスペックをアップデートしたOLD SKOOL DX(オールドスクールDX)、50周年記念モデルとしてOLD SKOOL OG(オールドスクールOG)をリリース

多彩なコラボモデルの展開も含め、多くの選択肢を揃えていることも幅広い層から支持され続ける理由のひとつと言われている

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VANS永遠クラシック「OLD SKOOL」サイズ感・履き心地をレビュー

OLD SKOOL(オールドスクール)のサイズ選は、ジャストサイズもしくはハーフサイズがオススメ

スニーカーを買う時の基準としては、つま先に余裕を持たせるようにし靴を履いた状態で、足の指を動かせるくらいがちょうど良いサイズと言われている

スケシューモデルなだけあり、軽量性とクッション性の両立を目指して開発されたオールドスクールはハイテクスニーカーには劣るが、一般的なラバーソール製スニーカーの中でも、特に柔らかい履き心地を実感できる

その高いクッション性を実現しているのが、独自インソールのウルトラクッションと、一般的なソールよりも厚みがあり、足や膝の負担を大幅に軽減してくれる

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OLD SKOOL「USA企画」と「日本企画」違いはココ!

OLD SKOOL(オールドスクール)のアイデンティティともいえる、アッパーのサイドに配されたジャズストライプに要注目

「USA企画」のジャズストライプは若干細めで、シャープな印象です、それに対して日本企画は、若干太めのデザインとなっていて、より武骨で強い存在感を放っている

ミッドソールのトウの反り具合も注目すべきポイントで、日本企画のソールは、「USA企画」のソールと比べて、トウが若干反った形状になっている

「日本企画」と「USA企画」では、シューズを製作する際に使っている木型に違いがあることで、シルエットにも違いが出ているといわれている

スニーカーの横幅であるウィズが違う

欧米人と日本人それぞれの、平均的なウィズに最適化された大きさでデザインされたもので、「USA企画」のウィズは広めで、「日本企画」は細身の設定なため、高いフィット感を求めるのなら、「日本企画」を選ぶのがオススメ

基本、日本国内にあるOLD SKOOL(オールドスクール)は、「日本企画」なため、あまり気にすることはない!

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