今回は、スニーカーと言えば、CONVERSE（コンバース）のアイコンであるALL STAR（オールスター）サイズ感と愛されるワケ徹底考察する
CONVERSE（コンバース）のアイコンであるALL STAR（オールスター）は街中でもっともよく見るスニーカーではないだろうか
バスケットボールからファッションへとシーンを広げた現在も、その普遍的スタイルは世界中で多くの人々に愛され続けているシリーズだ
現在においても、ALL STAR（オールスター）の人気は陰りを見せることはなく、何に合わせてもコーデにうまく溶け込ませることができる唯一のスニーカー
自然体で気取らないおしゃれをサポートしてくれるローテクスニーカーとして、他にはない魅力を持っている
CONVERSEのアイコン「ALL STAR」誕生秘話
CONVERSE（コンバース）のアイコンALL STAR（オールスター）誕生秘話について紹介する
CONVERSE（コンバース）のスニーカーALL STAR（オールスター）が誕生したのは、CONVERSE（コンバース）が創業した1908年からおよそ10年後となる、1917年
バスケットボールからファッションへとシーンを広げた現在も、その普遍的スタイルは世界中で多くの人々に愛され続けている
作業員向けにラバーシューズの製造を行っていたCONVERSE（コンバース）が、バスケットボール専用シューズの開発を始めたことがきっかけ
試行錯誤の末に誕生したALL STAR（オールスター）は、現在のモデルと殆ど変わらない機能とフォルムが完成されていた
そして、当時のスターバスケットボールプレイヤーであったCharles H Taylor（チャールズ H テイラー）が愛用し、彼自身がその機能性の高さを謳ったことから人気、知名度ともに飛躍的な向上を遂げることとなる
その後、数十年に渡りALL STAR（オールスター）は、バスケットボールシューズとして高い人気キープし続け1957年にはハイカットに加えて、初めてローカットモデルの製造を開始
ハイカットのALL STAR（オールスター）は、アンクルパッチやヒールラベルの細かなディテールの変更を重ねた
1971年になると、当時までブラックとホワイトの2色展開だったALL STAR（オールスター）は、全8色にカラーバリエーションを増やし、ファッションスニーカーとしてもさらに注目される存在
1983年には柄物のALL STAR（オールスター）が初登場するなど、コート外においても更なる人気を集めることとなった
変化を遂げたアンクルパッチとヒールラベル
ALL STAR（オールスター）は、基本的なデザインはそのままに、歳月をかけて細かなマイナーチェンジを重ね、スポーツシューズからタウンユースのスニーカーへと変化を遂げてきた
その変化の中でも、おさえておきたいのは、アンクルパッチ（くるぶしを保護するための円形のパッチ）とヒールラベルの変化
1.アンクルパッチの変化
星印が象徴的なALL STAR（オールスター）現在のデザインになるまでに遂げてきた変化をまとめた
- 1925年：アンクルパッチに「BIG C」のロゴが登場
- 1928年：おなじみの「星マーク」が登場
「Converse Athletic Shoes」という文字が星マークの周りを囲むデザイン - 1935年：星マークの中に「CX」の文字が追加される
- 1946年：「ALL STAR」の文字と、「Chuck Taylor」の文字が登場
- 1953年：「Chuck Taylor」の文字が星マークの上にプリント
- 1962年：星マークの左側に「Chuck」、右側に「Taylor」の文字が入ったデザインに変更
2.ヒールラベルの変化
製造年代を判別する際に注目されるのがヒールラベルは、星の数や文字の配置など、各年代でさまざまな変化を遂げてきた
- 1930年代～1950年代：Chuck Taylorが追加
- 1950年代～1962年：3つの星が対角線上に並ぶヒールラベルに
- 1962年～1969年：3つの星の配置を対角線上から横一列に変更
- 1970年代：1つ星のヒールラベルに変更
- 1976年：ヒールラベルがホワイトに変更
1976年にはヒールラベルがホワイトになり、「ALL STAR」の文字に変更
これを境に、一般的に「Chuck Taylor」の文字が入っている1946～1976年頃に作られたオールスターをChuck Taylor（チャックテイラー）と呼び、それ以降のモデルをALL STAR（オールスター）と呼ぶ
CONVERSEのアイコン「ALL STAR」の定番モデルが初登場
CONVERSE（コンバース）のアイコンALL STAR（オールスター）の定番モデルが遂に初登場
ALL STAR（オールスター）誕生から40年たった1957年には、初めてローカットモデルであるオールスターOX（オックスフォード）の製造を開始
1957年ローカットモデルが登場した
名前の由来は諸説あるが、オックスフォード大学の学生が履いていた靴に影響を受けたからとのことで付けられた
70年代頃からバスケットボールプレイヤーはレザーのシューズを履くようになり、それまでのキャンバス地のALL STAR（オールスター）は、スポーツシューズとしての役目を終え、カジュアルシューズとして認知されるようになった
1970年以降は素材や色などのバリエーションを増やし、ファッションスニーカーとしても注目されるように
さらに、2000年以降は国内外のブランドと企画も始まり様々なブランドとコラボをし、大きな注目を集め続けている
今すぐに買える！CONVERSEのアイコン「ALL STAR」人気アイテム3選
今すぐに買える！CONVERSE（コンバース）のアイコンALL STAR（オールスター）人気アイテム3選を紹介する
- CANVAS ALL STAR J OX Made in JAPAN
110年以上に及ぶ、CONVERSE（コンバース）の歴史において、ALL STAR（オールスター）は、ほぼ不変のデザインとスペックで展開されているブランドを代表する名作中の名作
バスケットシューズとして1917 年に誕生し、その後ファッションカルチャーと結びつきながらシーンを拡大
今やスニーカーのベーシックとして世界中で愛されており、そのユーザー層はさまざまで、年齢、性別、人種を超えて愛用される1足となった
- ALL STAR （R）TREKWAVE OX
REACT（リアクト）、RECYCLE（リサイクル）、REFINE（リファイン）の3つの要素を備えた、ALL STAR（オールスター）の次世代モデルであるALL STAR（オールスター）TREKWAVE（トレックウエーブ）が登場
高い快適性を実現する独自の高機能カップインソール「REACT2.0（リアクト 2.0）、防滑性と屈曲性を向上したアウトソール、アッパーとライニングのコットンキャンバスやシューレースに至るまで、リサイクル素材を積極的に採用したエコフレンドリーな1足
トレックウェーブと名付けられた本作は、定番シルエットにトレッキングシューズがモチーフのボリュームソールを大胆に組み合わせてアレンジ
- ALL STAR OX「PLAY CDG 」
CONVERSE（コンバース）のALL STAR（オールスター）とPLAY COMME des GARÇONS（プレイ コムデギャルソン）との継続的なコラボモデルが登場
アッパーの部分には、大々的なPLAY COMME des GARÇONS（プレイ コムデギャルソン）のアイコンロゴであるハートのロゴがデザインされている
ALL STAR（オールスター）とPLAY COMME des GARÇONS（プレイ コムデギャルソン）がコラボしたとわかるデザインで展開
サイズ展開は、ワンサイズ刻みでDover Street Market（ドーバーストリートマーケット）にて取り扱いされている
CONVERSEのアイコン「ALL STAR」のサイズ感は
CONVERSE（コンバース）のアイコンALL STAR（オールスター）のサイズ感について紹介する
ALL STAR（オールスター）は、幅が細めの作りでホールド感が強めなため、甲の幅にあわせてサイズを選ぶのがオススメ
試し履きできない方は、いつもよりハーフサイズアップ、もしくはワンサイズアップをセレクトするのがベター
サイズを上げるとつま先に余裕がでるが、1～2cm程度のゆとりであれば問題ない
靴紐があるベーシックなタイプであれば、紐で調節ができるので脱げる心配もほとんどない
海外CONVERSE製品の日本への販売を停止
いまさらではあるが、現在CONVERSE（コンバース）の商標は日本では伊藤忠商事が、米国ではNIKE（ナイキ）が所有をしている
２つのCONVERSE（コンバース）は同じ名前ながら全くの別物となり、日本の商標法上、海外製のCONVERSE（コンバース）のアイテムを日本へ「商業用」として並行輸入すると商標権侵害となってしまうため禁止されている
これまで「個人利用」と称してSneakersnstuff（スニーカーズエンスタッフ）やSSENSE（エッセンス）をはじめとした海外サイトから個人輸入することが可能だった本家US CONVERSE（USコンバース）
特に、Chuck Taylor（チャックテイラー）はアッパーのシルエットやソールなどのディテールが、CONVERSE JAPAN（コンバースジャパン）のALL STAR（オールスター）やChuck Taylor（チャックテイラー）に比べヘッズから高い人気を誇っている
長年ファッション好きから「必需品」といっても過言ではない程に愛されてきた
今後、規制によって日本へ発送できなくなる日が近く、ファッションを自由に楽しむ全ての人のため、将来的には取り扱いできる日を期待したい