今回は、New Balance(ニューバランス)のアジア生産でコストを抑えた「CM1600」を徹底レビューについて紹介する

「CM1600」は、憧れの定番ともいえる当時のデザインはそのまま、レザー調の素材に、「大幅なコストダウン」して登場

着用感は、さすがニューバランスのフラッグシップという印象で良いとこ取りだらけのシューズとして生まれ変わった

機能性からデザイン、履き心地、更にコスト「今一番履きやすい

New Balance(ニューバランス)シューズの一つ」と言えるアイテムとなっているが、とにかく価格がすごく安い

今回は、New Balance(ニューバランス)のアジア生産でコストを抑えた「CM1600」を徹底レビューできればと思う

New Balance憧れのモデルをコスト抑えて誕生した「CM1600」

New Balance(ニューバランス)のスニーカーマニアが憧れていたモデルをコスト抑えて誕生した「CM1600」について紹介する

「M1600」は、1990年代後半にファンが憧れたNew Balance(ニューバランス)のMade in USAとして誕生した

「M1600」のオリジナルが1994年に登場した「1600」は、「1300」「1500」「1400」に続く(1400より1500が先に発売)4代目の1000番台モデル

New Balance(ニューバランス)が独自に開発した衝撃吸収と反発弾性を兼ねそなえるクッショニングテクノロジー、ABZORB(アブゾーブ)を1993年発売の「M998」と同様に搭載している

アッパーには「1500」から受け継ぐ小ぶりのNロゴを配し、複雑な形状にカットされたシンセティックレザーとざっくりとしたメッシュ素材を採用

90年代デザインらしいハイテク感を醸し出している

「M1600」が発売された1994年当時は、社会現象とまで評されたハイテクスニーカーブームの直前にあたり

当時のストリート誌にも、New Balance(ニューバランス)の最新ハイテクスニーカーという位置付けで度々「M1600」が取り上げられていた

とくに北米のスポーツショップJUST FOR FEET(現在は撤退)が別注した「M1600」はトゥボックスのサイドにゴールドで「LIMITED EDITION」のロゴが刺繍されたラグジュアリーなバリエーション

海外限定モデルという付加価値も手伝ってコアなファンから熱狂的な支持を集めていた

その機能美あふれるデザインと他に比べられない履き心地の良さには多くのスニーカーファンが憧れていた

New Balance(ニューバランス)ブランドのハイエンドモデルに相応しいプライスが設定されていたため、実際に手に入れるためには相応の覚悟を必要とする特別な1足だった

1000番台のモデルは、New Balance(ニューバランス)の中で高性能の機能を取り揃えたシリーズであり、「M1600」は隠れた最高傑作とも呼ばれていた

New Balanceの「CM1600」が再注目されたワケ

New Balance(ニューバランス)の「CM1600」が再注目されたワケについて紹介する

その後、「1600」は生産拠点をアジアに移し「CM1600」のプロダクトネームを冠して復刻を果たした

他の1000番台には知名度の高いモデルが多い一方、初期の「CM1600」に対しては「知る人ぞ知る名作」として評価が高かった

国内外の人気ブランドが提案するコラボモデルのベースにもセレクトされていた

そんな「CM1600」に再びスポットライトが当たったのが2021年7月のこと

前述した、JUST FOR FEET別注のLIMITED EDITIONをサンプリングした日本限定モデルを、多くのメディアが取り上げたのも記憶に新しい

「CM1600 LE」と名付けられたバリエーションはグレーとネイビーに染めたシンセティックレザーに、ざっくりとした質感のメッシュ素材をインプット

トゥボックスサイドの「LIMITED EDITION」ロゴをゴールドカラーで刺繍するとともに、シュータンには「JAPAN EXCLUSIVE」のテキストをインプット

ヒールサイドのABZORBの文字もオリジナルに準じたディテールであり、ヒールのバック部には、「JUST FOR THE FIT」の刺繍でブラッシュアップ

何より、19,800円(税込)に抑えられた価格設定は、「New Balance(ニューバランス)はUSAかUK製に限る! 」というマニアを振り向かせたモデルとして知られている

New Balance「CM1600」の一番の魅力はココ!

New Balance(ニューバランス)「CM1600」の一番の魅力について紹介する

New Balance(ニューバランス)の「CM1600」の一番の魅力はクッション性の高さ

ソールには、New Balance(ニューバランス)独自のテクノロジーABZORB(アブゾーブ)が搭載されており、クッション性の高さはNew Balance(ニューバランス)の中でもトップクラス

一般的に靴のソールには軽量のEVA(エヴァ)という素材が使われていることが多いが、ABZORB(アブゾーブ)は軽量かつ、EVA(エヴァ)よりも長期間クッション性を持続してくれる

また、着地した時の衝撃をほぼ100%吸収するとも言われているぐらいなため、長期的に歩くときにもオススメ

New Balance「CM1600」は大人からも大人気

「CM1600」は他の定番のNew Balance(ニューバランス)と比べて大人感というか、高級感のあるデザインをしている

味のあるレザー素材で、カラーも落ち着いている雰囲気のモデルが多い

また、New Balance(ニューバランス)のスニーカーは大きな「N」のロゴが特徴だが、「CM1600」は控えめに小さくデザインされている

控えめにすることで、カジュアルさよりも高級感を出しており、かかと付近にはABZORB(アブゾーブ)という文字の刺繍

このようなデザインなどから、「CM1600」にはカッコよさや大人びた雰囲気を感じる方も多いのではないだろうか

New Balance「CM1600」の履き心地とサイズ感を紹介

New Balance(ニューバランス)の履き心地とサイズ感について紹介する

「CM1600」の縦幅もやや小さい気もするが、こちらはほぼ気にならない程度

ただ、横幅は「CM1600」はフィット感をやや重視しているのもあり、他のNew Balance(ニューバランス)のモデルと比較すると、つま先周りは少しきつめに感じる

ある程度フィット感がある方が「CM1600」の歩きやすさを体感できるため、今、お持ちのスニーカーと同じサイズ選びでもよいが、ラフに履きたいという方は0.5cm上げても問題ない

New Balance「CM1600」を買わないといけない人へ

New Balance(ニューバランス)「CM1600」を購入した方がいい人について紹介する

  • 少し価格が高くてもクッション性を重視したスニーカーが欲しい人
  • 長期的に履けるスニーカーが欲しい人
  • レザー素材で高級感のあるデザインが良い人
  • カラー展開が多くなくても良い人
  • 少しハイテク感のあるデザインでも良い人

「CM1600」は、ABZORB(アブゾーブ)という非常に高性能なテクノロジーが搭載されていることもあり、オススメの1足

「CM1600」の価格は20,000円(税込)以内で決して安くはない値段

スニーカーの機能的に考えるとコスパ的には優れているモデルなため、是非、一度履いてみていただけると幸いだ