今回は、2023年で50周年を迎えるPUMA(プーマ)のCLYDE(クライド)を紹介する

ローテクスニーカーの代表格として人気のSUEDE(スウェード)や、90年代リバイバルにより改めて注目されている

CELL(セル)シリーズ、ハイテクスニーカーのDISC BLAZE(ディスクブレイズ)などPUMA(プーマ)のスニーカーにはさまざまなモデルが存在している

このようなモデルに隠れがちではあるが、今回紹介するCLYDE(クライド)もまたPUMA(プーマ)のスニーカー語るうえでは欠かせない1足

CLYDE(クライド)誕生の背景には、PUMA(プーマ)のSUEDE(スウェード)があった

そもそも、SUEDE(スウェード)は1968年にトレーニング用のシューズとして誕生したもの

2018年に、SUEDE(スウェード)誕生から50周年を記念してリリースされたスニーカー

CLYDE(クライド)とSUEDE(スウェード)2つのモデルは非常に見た目が似ている

PUMA「CLYDE」の歴史を紹介

PUMA(プーマ)のCLYDE(クライド)の歴史について紹介する

PUMA(プーマ)のCLYDE(クライド)は、バスケットボールプレイヤーとして当時活躍していたWalter Frazier Jr.(ウォルト フレイジャー)がスエード製の同ブランドのシューズに対してアップデートを要望したことがきっかけ

洗練された見た目ながらも、コートでもストリートでも高いパフォーマンスが発揮できる1足を、というニーズからCLYDE(クライド)は作られた

ちなみに、同モデルの名称はWalter Frazier Jr.(ウォルト フレイジャー)の愛称がCLYDE(クライド)だったことに由来

NBA選手でありながら、ファッション誌の紙面も飾るほど洒落者であった彼のスタイルが、1967年の映画「俺たちに明日はない」の登場人物であるCLYDE(クライド)のようだった、ということが一説として挙げられている

NICKSの地元であるニューヨークで絶大の人気を誇り、ストリートボーラー、ミュージシャン(黎明期のHIP HOP ARTIST)、グラフィティアーティストに愛された

1970年代のニューヨークを象徴するスニーカーともいわれている

ユニークなものも揃う豊富なカラーバリエーションもCLYDE(クライド)の特徴で、しばしば復刻版やコラボ品などが登場しており、そのたびに新しい配色もよく出ている

CLYDE(クライド)は、もともとカラバリが豊富なモデルではあったが、理由は、カレッジカラーに対応する必要があったからと言われている

もちろん定番色もあるが、ほかのブランドにはないカラーを選べば、自分だけのスタイリングで履きこなす面白さも味わえるはず

付属のシューレースを変えるだけでも、また違った表情が楽しめる

PUMA「CLYDE」のサイズ感と履き心地を紹介

PUMA(プーマ)CLYDE(クライド)のサイズ感と履き心地について紹介する

サイズ感は、少し横幅、つま先は狭め、土踏まずが高いくNike(ナイキ)の定番モデルDunk(ダンク)とかに比べると0~0.5アップで履くとストレスなくなく履くことができる

履き心地は、正直モデルによると思うが、基本PUMA(プーマ)のレザーは上質で気持ちよく履ける

ソールはゴム底で、靴の重量は片足336g、ちょっと軽く、かかとの底の高さは約2.5㎝、薄めで、同じコートタイプのスニーカーであればこのくらい

シャープな印象を与える直線的なフォームストライプやアッパーに対して重心の低いソール、そしてパンチングで表記されたシュータンのサイズ表記(ちなみにUKサイズ)

誕生から変わらないディテールがそのまま残るPUMA(プーマ)CLYDE(クライド)

歴史を知った上で履くCLYDE(クライド)もまた新鮮でより愛着が湧き楽しく履くことが出来る

PUMA「CLYDE」と似たモデル「SUEDE」を見極める方法とは

最後に、PUMA(プーマ)のCLYDE(クライド)と似たモデルSUEDE(スウェード)を見極める方法について紹介する

CLYDE(クライド)にそっくりなSUEDE(スウェード)もまた、PUMA(プーマ)の定番モデル

両者の違いを見分けるには、アッパー外側のロゴ部分を見るのが一番手っ取り早い

CLYDE(クライド)には、アッパー外側のロゴ部分に筆記体のようなフォントで「CLYDE」と書かれている

SUEDE(スウェード)には「SUEDE」と書かれているため、すぐに区別できるはずだ