今回は、Supreme(シュプリーム)がよく使用してる注目の生地ブランドCORDURA(コーデュラ)について紹介する

Supreme(シュプリーム)以外にも、大手ストリートブランドやアウトドアブランドなどのブランドがよく使用していることでも有名な生地ブランドだ

他の生地とCORDURA(コーデュラ)の違いについつも紹介していく

注目の生地ブランドCORDURAとは

まず最初に、注目の生地ブランドCORDURA(コーデュラ)違いについて紹介する

ナイロンの7倍もの強度を持つ耐久性に優れた繊維で、インビスタ社の登録商標されている生地ブランド

高機能の衣服、用具、ワークウェアに使われる「丈夫な素材」

現在ではさらに耐久性が必要とされる衣服や用具から日常着にいたるまで様々な製品に使用されている

インビスタ社では、かなりの生地を商標登録されており、有名な生地でファブリックブランドCOOLMAX(クールマックス)が日本で馴染みの深い生地となっている

ナイロン、スパンデックス、ポリエステル、スペシャリティマテリアルの各業界にイノベーションを提供し、 私たちの毎日の暮らしを大きく変えてくれている

CORDURAの歴史

1967年、CORDURA(コーデュラ)ブランドナイロン繊維を公式に発売開始

CORDURA(コーデュラ)ファブリックの優れた耐摩耗性と引裂き強度はワークウェアに理想的な素材として採用

Kelty、Kletterwerks、Jansport、Eastpakなどのブランドがバックパックに使用し始め、登山用などに使われ始めた

1990年代になるとカーハートがアウターウェアのコア製品ラインにCORDURA(コーデュラ)ファブリックを追加し、最も過酷なタイプの作業向けにカーハートエクストリームを設計し、発売

生地の丈夫な耐久性は米軍にも認められ、軽量で丈夫な戦闘ブーツ用として革に代わりに作られた

テクスチャ加工の1000dナイロンCORDURA(コーデュラ))生地が導入

2010年代ストリートウェアとワークウェアの強化線をスタイリッシュに曖昧にし、ファッションの在り方を変えていきた

一昔前は、CORDURA(コーデュラ)と言えば機能素材であり、ファッション性は低かったのが、大きくイメージが変革した

現代では、ファッションアイテムにおいて機能性も加味したアイテムがかなり展開されている

その中で、CORDURA(コーデュラ)という素材が活躍する場面がかなり増えてきた

シルエットが良かったり、デザインだけでは継続的にファンは購入してくれないため、素材に力を入れたりして、根強いファンを作って行く必要がある

CORDURAの機能性と耐久性

CORDURA(コーデュラ)の機能性と耐久性について紹介する

CORDURA(コーデュラ)には強度があるのかそれは、強度に優れた糸を使って作られているからだ

この強度に優れた糸、というのはもちろん先述した通りインビスタ社のものが使用されている

なので、摩擦や引き裂き、擦り切れにとても強くアウトドアの過酷な環境下などにもピッタリの素材が必要

アウトドアブランドのバッグパックはもちろん、テントなどにも使用されている

防水と撥水性について紹介する

コーデュラの裏面には「PU(ポリウレタン)加工」が施されており、撥水性にも優れている

アウトドアブランドでも多く使われる理由の一つだ

ちなみに生地に光沢があるように見えるのも、
この「PU(ポリウレタン)加工」が施されているから

防水加工が施されている商品もあるが、CORDURA(コーデュラ)の生地自体は完全防水ではない

強度がある素材ならば重いイメージがついてるが、CORDURA(コーデュラ)はナイロンの特徴である軽さも保持している

「軽くて丈夫」という使いやすい素材だからこそ、現在ではバッグやウェアだけではなく、帽子や小物など様々なアイテムに採用されている

CORDURAのブランドを紹介

CORDURA(コーデュラ)はアイテムによって、取り入れる生地が違うのでブランドを紹介する

CORDURA Classic Fabric(コーデュラクラシック)

CORDURA Classic Fabric(コーデュラクラシック)について紹介する

CORDURA(コーデュラ)シリーズの中でも最も歴史が深く、長く生産されている言わばCORDURA(コーデュラ)の原点と言える素材

特殊なエアジェット機で加工されたナイロン66を高密度で織ることによりトップクラスの強度を持つ

その丈夫さは、世界の最も過酷な環境で使用されている事で証明されている

製品としては、靴、バッグ、ラゲッジ、バックパック、ミリタリー装備品、衣服の補強材、オートバイウェアといった保護用アウターウェアなど、さまざまな最終用途に適した多彩なソリューションを提供

糸のサイズは1000D

CORDURA SPAN(コーデュラスパン)

CORDURA SPAN(コーデュラスパン)について紹介する

耐久性と軽量性に加えて、独特のムラ感と風合いを兼ね備えているのがCORDURA SPAN(コーデュラスパン)

糸自体をあらかじめ液流染めすることで、他のCORDURA(コーデュラ)とは雰囲気の異なる風合いに

通常の化学繊維はどうしても風合いの面で劣るが、そのCORDURA SPAN(コーデュラスパン)はその欠点を見事に克服している

高密度に仕上げたことによる、適度なボリューム感も魅力的

CORDURA Eco Fabric(コーデュラエコキャンバス)

CORDURA Eco Fabric(コーデュラエコキャンバス)について紹介する

CORDURA Eco Fabric(コーデュラエコキャンバス)は、「エコ」の名の通り環境へ配慮して製造された生地

高性能のコーデュラ糸に加えてリサイクルペットボトルから作られた糸を使用している

そのためエコ製品であっても、機能性は全く劣りしない

他の生地との大きな違いは色落ちしないことが最大の特徴といえる

生地にはテフロン加工が施されているため、油性・水性の汚れにも強く、綺麗な状態で長く使用可能

CORDURA HP Fabric(コーデュラP)

CORDURA HP Fabric(コーデュラP)について紹介する

高い耐久性と軽量性に加えて耐水性も併せ持つのが、CORDURA(コーデュラ)610Pと305P

特殊ウレタンコーティングを施すことで、高い耐水性も確保

ちなみにデニールを表す数字の後ろにつけら れた「P」は、「ポリエステル」を意味している

ソフトな質感としなやかな風合いも特徴の1つ

加えてCORDURA(コーデュラ)610Pと305Pの生地にはテフロン加工が施されているため、油性と水性の汚れにも強く、綺麗な状態で長く使用可能

N/C CORDURA RIP(N/C コーデュラRIP)

N/C CORDURA RIP(N/C コーデュラRIP)について紹介する

N/C CORDURA RIP(N/C コーデュラRIP)は、CORDURA(コーデュラ)製品の中でも珍しいコットン混紡糸を使用した生地

経糸と緯糸の両方にCOTTON/CORDURA(コットン/コーデュラ)の混紡糸を使用することで、耐磨耗性と耐久性をキー プしてる

カジュアルウェアにも使える優しい質感に仕上げている

CORDURA TWILL(コーデュラツイル)

CORDURA TWILL(コーデュラツイル)について紹介する

CORDURA TWILL(コーデュラツイル)は、オリジナルのCORDURA(コーデュラ)ポリエステルをデニムなどにも用いられることで有名な「綾織り」と呼ばれる技法で仕上げたもの

シューズを中心にカジュアルなアイテムにも多 く利用されている

高い耐久性と軽量性に加え、上品な雰囲気を兼ね備えた万能な生地

CORDURA Ballistic Fabric(コーデュラバリスティック)

CORDURA Ballistic Fabric(コーデュラバリスティック)について紹介する

CORDURA Ballistic Fabric(コーデュラバリスティック)は、同じくインビスタ社の商標登録である「バリスティックナイロン」にCORDURA(コーデュラ)を合わせた特別な生地

CORDURA(コーデュラ)の高い耐久性に加えて、ガッシリとした質感と強度が特徴的なバリスティックナイロンを加えることでさらなる耐久性を実現

ちなみにバリスティックナイロンはCORDURA(コーデュラ)と似て非なるものになる

CORDURA(コーデュラ)ナイロンと最も異なる点は、重さ

軽量性を求めるのであればCORDURA(コーデュラ)の方が良いと言える

CORDURA Hollofil AIR Fabric(コーデュラエアーバリスティック)

CORDURA Hollofil AIR Fabric(コーデュラエアーバリスティック)について紹介する

CORDURA Hollofil AIR Fabric(コーデュラエアーバリスティック)は、中空糸を使用することで軽くてしなやかで、そして強い

非常に優れた素材

それでもCORDURA(コーデュラ)よりは重いが、従来のCORDURA(コーデュラ)バリスティックよりも軽い素材となっている