今回は、NIKE（ナイキ）ストリートファッションアイコンモデルDUNK（ダンク）人気の理由と特徴・サイズ感・履き心地レビューする
DUNK（ダンク）は、1985年にバスケットボールシューズとして誕生し、1985年という年はスポーツブランドであるNIKE（ナイキ）の歴史上、非常に重要な年となる
スニーカーヘッズの多くの方は、AIR JORDAN 1（エアジョーダン1）の誕生を思い浮かべる人が多いが、DUNK（ダンク）も同じ年に誕生している
誕生年が同じだけではなく、DUNK（ダンク）とAIR JORDAN 1（エアジョーダン1）は同じデザイナーであるPeter Moore（ピータームーア）によって生み出されたモデルだ
ビジュアルが似ているDUNK（ダンク）とAIR JORDAN 1（エアジョーダン1）だが、AIR JORDAN 1（エアジョーダン1）とは違う方法であらゆるカルチャーに浸透していった
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NIKEストリートファッションアイコンモデル「DUNK」誕生秘話
アメリカのバスケットボール強豪校カラーのバスケットボールシューズとして誕生した
1985年にNIKE（ナイキ）のプロモーションの一環として行った、「カレッジカラープログラム」で誕生したバスケットボールシューズがDUNK（ダンク）となる
カレッジカラープログラムとは、1983年-1984年シーズンの全米大学体育協会男子バスケットボールトーナメント（NCAA Men’s Basketball Tournament）に出場した大学を対象に、各チームカラーを落とし込んだバスケットボールシューズのこと
日本人の感覚からすると「NBAではなく大学のバスケットボールチーム？」と不思議に思うかもしれないが、アメリカでは世界最高のバスケットボールリーグとして知られるNBAと同レベルに、大学のカレッジバスケットボールリーグのNCAAも非常に多くのファンを抱えている
地域によってはNBA以上の人気があり、熱狂的なファンを抱えている超人気バスケットリーグなのだ！
ブラックやホワイトをベースにしたものではなく、当時では珍しかった豊富なカラーバリエーションで発売し、このNIKE（ナイキ）の試みはバスケットシューズの転換期となった
このプロモーションには裏話があり、カラーバリエーションを増やすことでNIKE（ナイキ）の売り上げの拡大を目論み、現在も注目度が高いNCAAバスケットボールトーナメントに焦点を合わせプロモーションを行ったといわれている
日本市場を中心にヴィンテージスニーカーへの関心が最高潮に達した1990年代後半、それまで何度も噂されたNIKE（ナイキ）DUNK（ダンク）の復刻が遂に実現した
裏DUNK（ダンク）と呼ばれるツイン配色のスウォッシュとボディカラーを反転させたカラーリングのDUNK（ダンク）、アッパーの配色を反転した各2色組み全18型のNIKE（ナイキ）DUNK（ダンク）は、その復刻を世界で最も待ち望んでいた日本のマーケットで凄まじいダンク旋風を巻き起こした！
NIKE（ナイキ）DUNK（ダンク）復刻後まもなく、厚タンにガムソールを採用したDUNK SB（ダンクSB）が2000年に初めて発売された
NIKE SB（ナイキSB）とは、NIKE SKATEBOADING（ナイキスケートボーディング）の略称で、NIKE（ナイキ）の数あるラインのひとつで、スケートボードを背景に置いたシリーズのことを指す
ゆえにスケートボードを主軸としたアイテムがラインナップされており、そのジャンルはスニーカーをはじめ、アパレルやバッグなど多岐にわたる
DUNK SB（ダンクSB） の発売、待ち望まれたDUNK（ダンク）の復刻により、日本のストリートシーンでDUNK（ダンク）はかなりバズったとされている
2020年、日本では様々なファッションアイコンやアーティストが着用し、様々なブランドとのコラボレーションも発表されたことでDUNK（ダンク）の人気が再燃、ストリートで最も支持を集めるスニーカーのひとつとなった
NIKEアイコンモデルまで成長した「DUNK」ワケとは
DUNK（ダンク）は1990年代の終わりから2000年代半ば頃まで「ストリート系スニーカーの顔」だった
その後、一時期の人気低迷から再びストリートシーンで爆発的な人気を博しているが、ストリートファッションの世界的な流行とリバイバルがきっかけに！
数々のハイブランドがストリートファッション出身のデザイナーを起用し、ファッション業界全体がストリートファッションをトレンドにする流れを作った
それに伴い、1990年代後半から2000年代半ばの日本の裏原を中心としたストリートファッションのスタイルが再度注目されることとなり、その当時のアイテムやスタイルがリバイバルしている
当時バズっていたスニーカーであるDUNK（ダンク）も、当時のアイテムやスタイルのリバイバルによって人気が再燃し、ストリート系スニーカーの顔にまた躍りでた
NIKE（ナイキ）のスニーカーは、基本的に派手なカラーリングが多くてこれまであまり手を出してこなかった人も、白黒の汎用性抜群なカラーで今も人気急上昇している
根強いファンが居る事で知られるDUNK（ダンク）は近年、異常なほどの人気を見せている
理由は、2020年で生誕35周年を迎える事から、アーティストとのコラボやブランドやショップとのコラボ、復刻モデルを再販するなど、スニーカー好きが注目する話題をNIKE（ナイキ）が作り出しているのが要因
現代のファッションを代表するストリートファッションと、DUNK（ダンク）の組み合わせはストリートファッションの根幹とも言うべきスタイリングで、スケーターを彷彿させるスタイリングこそが、今やオシャレの定番スタイルとして生まれ変わった背景が影響している
著名人が着用することが引き金となり、リセールスショップに影響し過去のDUNK（ダンク）が高騰するという現象が巻き起こっており、この影響から、次々発売されるコラボDUNK（ダンク）には、いわゆる転売屋のターゲットとなり、争奪戦が繰り広げられ2次流通に大きな影響を与えている
NIKEアイコンモデル「DUNK」履き心地とサイズ感レビュー
アッパーには、上質なレザーを使用し、足に馴染みやすく、耐久性も高く、ミッドソールには、衝撃吸収性に優れたフォーム素材を採用し、快適なクッショニングを実現
アウトソールには、滑りにくいラバー素材を使用し、グリップ力も抜群で、
パッドやインソールなどが厚くなっている場合があり、よりフィット感やサポート性が強い！
実際に履いてみて、最初は上質なレザー素材を使用しているため、硬い印象だが履いていくうちに履きジワがついて、かなり皮が柔らかくなる
なので、最初に履いてみて履いた感じが硬いと思う方は、履きジワがつくまで数回履いてみて、慣れさせる必要がる
慣れさせると、それなりに、履きやすくなりファッションとしてもトレンドのモデルなため、何度もリピートしたくなるはずだ！
カジュアルからスポーティーまで幅広いスタイルに合わせやすく、どんなアクティビティにも対応可能な唯一無二のスニーカーになっていく
DUNK（ダンク）はサイズ通りのフィット感なので、普段履いているNIKE（ナイキ）のスニーカーと同じサイズ感で問題なし！
AIR JORDAN 1（エアジョーダン1）と比較するとつま先に少し余裕はあるが、その差は非常にわずかなため、サイズアップ、あるいはダウンする必要はない
かなり足にフィットするスニーカーで、他のスポーツブランドのスニーカーと比べると、多少素材感が硬いイメージがあるが、フィット感はあるため、購入する際は、ワンサイイズアップしても問題なく履ける
スニーカーは、サイズ選びを間違えると靴ズレを起こしたり、シンプルに窮屈で不快だったり、いろいろ大変なため、初めて購入するモデルは、しっかり試着してから購入することをオススメする
シンプルに、つま先周辺が窮屈だから普段通りのサイズを選ぶと失敗する恐れもあるので要注意を！
DUNK（ダンク）は、基本ハーフサイズアップ選ぶとちょうどいいサイズになるはずだ！
DUNK（ダンク）の幅は狭めで、余裕を見てハーフサイズアップがオススメで、普段履いてるサイズだとやっぱり甲がきつく感じることもある
結論、驚くような履き心地の良さはなく、履き心地はAIR FORCE 1（エアフォース1）と大して変わらない印象
バスケットボールシューズとして誕生し、スケート用に開発れたのが NIKE SB（ナイキSB）なため、快適さは間違いなく、毎日履けるスニーカーだ！
DUNK（ダンク）はレトロなモデルなため、NIKE（ナイキ）の他の最新作に比べると快適さは劣るかもしれないが、数時間歩く程度なら問題なく、丸一日街中を歩き回るとなると少し疲れる
「DUNK」の人気に終止符はくるのか！？
これまでのスニーカーの歴史を振り返れば、終わることは間違いなく、近い将来、DUNK（ダンク）の人気は落ち着きを見せることになるはず
今も、DUNK（ダンク）の人気は落ち着きはじめており、DUNK（ダンク）の人気が「無くなる」という意味ではない
現在AIR JORDAN（エアジョーダン）やAIR FORCE 1（エアフォース1）と同様程度の新作リリースに数が抑えられ、2020年ごろの熱狂的な争奪戦なくなり、というレベルに落ち着き初めている
AIR FORCE 1（エアフォース1）やAIR MAX（エアマックス）AIR JORDAN（エアジョーダン1）のハイカットモデルなども価格高騰でここ最近はかなり在庫が売れ残っている
DUNK（ダンク）は他のモデルより価格が抑えらており、日本国内に問わず、インバウンド需要も高いため、ここ数年間は、DUNK（ダンク）の人気は続きそうだ！
更に、DUNK（ダンク）の人気の終焉がスニーカー人気の落ち着きに繋がっている
過去、DUNK（ダンク）の人気の終焉以降、DUNK（ダンク）に続く次なる人気モデルの登場は長らくなかったことから、スニーカーは冬の時代を迎えそうだ
現在もAIR FORCE 1（エアフォース1）やAIR JORDAN（エアジョーダン）の人気に続く形でDUNK（ダンク）が大きなトレンドとなっていることから、DUNK（ダンク）人気の終焉がスニーカー業界のバブル崩壊につながる未来となる可能性は否定できない